最近読んだ本。節約づいてますが。
新書なのでいつも持ち歩いて、すぐ読めます。テレビにもよく出ている、リンボー先生の本。
お酒が苦手だから飲み会は一切断っていかない、
シャツはユニクロで十分、でも車は、自分が本当に信頼しているベンツに乗り続ける。
数十回のローンを組んで、無理してジャガーを買い、家でカップラーメンをすすっているほど
バカらしいことはない、日本人特有の見栄ほどくだらないものはない・・・など、
なるほど、と言いながら笑ってしまいました。
私は車に乗らないけど、そうね、ファッションにしても、ちょっと無理して見栄を張るのは、
ばかばかしいな、と思いました。
ただ一つ、実践してこれはどうなの?と思ったのが「自炊」に関すること。
先生の自炊ルールは・・・
食事については、外食は高いので断って、家で調理するのが健康にも財布にもいい。
ただし「レシピ通り」に作るのではなく、スーパーに行って、その場で売ってる中で一番安い野菜、肉、魚を
冷蔵庫に入る分量だけ買ってくる。
そしてそれをすべて使い切るまでは決して買い足さず、あるもので頑張っておかずを考える。
すべて使い切り、冷蔵庫の中が空っぽになったら、初めて買いに行っていい。
空っぽになるまで行かないので、自然と許容量がわかり、無駄買いもない。
・・・とな。
「冷蔵庫を空にするまで使い切る」というのはなかなか興味のそそられる新体験で、
やってみたらとってもすっきりして気持ちよかった。
余っている素材だけで工夫してやりくり、というのも私の得意とするところなので
全然問題なかったが・・・先生、これやってると、新しいレシピは開発できないですよ。
新レシピに挑戦しないので、結局いつも同じ野菜や素材を買い、いつも同じメニューばかり作ることになって
結構飽きます。
料理への想像力も生まれない。
料理本を見て、「わー、これ作ってみよう!」とドキドキしながら、スーパーで少々高くてもいろいろ買いこみ、
ドキドキしながら作って、完成を待つあの瞬間。
これに勝る喜びや快感は、ほかにあまりないですよ。
というわけで極力無駄買いは省き、また冷蔵庫も「ほぼ」空になるまで買物は避けてますが、
新レシピだけは挑戦し続けてます。