■先日、テレビ出演などで有名な脳科学者・茂木健一郎さんの「カレー再発見フォーラム」というセミナーに出席しました。「カレーの健康効果」について科学的視点から検証し、成果を発表するこのフォーラム。新聞、雑誌の記者、テレビカメラまで参加者いっぱい。
■今回は11回目だそうで、「カレーを食べることによるストレスマネジメント効果」がテーマ。20~50代の男性20名を2グループに分けて「カレー」と「カレーではない食べ物」をそれぞれ試食してもらい、その前後で課題(単純な質問項目に答え続ける、ストレスを感じやすいテスト)を行ったところ、カレーの香りをかいだり、カレーを食べたグループの方が、「非カレー食」のグループよりもストレスが少なかったという実験結果を発表。
■ストレスを感じたかどうかは、唾液の量の増減や、出た脳波などで検証できるそうです。ユニークだったのは、いきなりカレーを食べさせるのではなく「カレー(スパイスの香り)」をかがせ、効果を見て、次に試食させてまた効果を見る、と段階的に調べていたこと。そして香りをかいだだけでも、ストレスが減り、モチベーションが上がって成績もよかったという結果。カレーの香りって独特のおいしそうなにおいだもんね(^o^)感覚だけでもわかる。
■その後、マーケティングライターの牛窪(うしくぼ)恵さんと茂木さんの対談もあり・・・(牛窪さんの分析ではいま増えている「イエラブ族(うちごはん・ホームパーティー・リラックスした場所でのガールズトーク等々『おうち』が大好きな層)にとってぴったり合うのがカレー、鍋などの料理」だそう。全部大好きな完全イエラブな身としてはものすごく納得)。
■最後は、カレーのランチでお開き。ハウス食品提供のビーフカレーと夏野菜カレーの2種類、そしてデザート(フルーチェでは?)。スパイスの効果、カレーの香りでやる気アップ、などずっと「カレー」についての講義を聞いた後だったのでひときわおいしく感じ…o(*^▽^*)o新しい発見でした。ありがとうございました。