ワイナリー訪問の続きです。四恩醸造訪問後、またバスに乗って次のワイナリーへ移動。
20~30分の移動だったので、ふらっと気持ちよく寝入り、起きて「あ、もう東京かな…(・_・)」と勘違いしてしまったほど。
「甲斐ワイナリー」に到着です。山梨で、ヨーロッパのような本格ワインを造っているワイナリー。
重要文化財にも指定されているメインの社屋。中に入るとワインが並び。
試飲もできます。専用のカップに注いでいただいて、またがぶがぶ。
今回、特別に奥のセラーも見せていただけました。じっくり熟して世に出に出るのを待っているワインたち。
見学が終わり、甲斐ワイナリーからまた次のワイナリーへ移動。こちも同様に山梨の有名ワイナリー、「中央葡萄酒」です。「GRACE」はこちらの銘柄の名前。
ここでは畑も見せてもらえました。遠くには山々が連なり、風景は取材で訪れたヨーロッパのぶどう畑とかなり共通します。
近くで見るとこんな感じ。
建物に戻って、セラーを見学。樽に醸造途中のワインが眠っています。しっかり樽香をまとっているのでしょう(ワイン用語で『樽香』というのは、そのワインの個性、特に重厚さを表現する重要なキーワード)。
見学後はお楽しみのテイスティング。がっつりテイスティングしたのはこれら7種。
1.グリド甲州2010(山梨産甲州種)
2.グレイス甲州2010(勝沼産甲州種)
3.グレイス甲州菱山畑2010(勝沼町菱山地区産甲州種)限定生産4000本
4.グレイス樽甲州2011(勝沼産甲州種)
5.グレイスシャルドネ2010
6.グレイスメルロ2008
7.周五郎のヴァン 酒精強化 極甘口 マスカットベリーA、甲州種
これは試飲メモが残ってました。よかった(^-^;
「甲州」は日本の在来種でありながら、血筋(系統)は欧州のぶどうと同じと言われる白ぶどうです。
「甲州」も国産ワイン全般も、味が薄いとか、インパクトやエレガントさに欠けると言われがちですが、銘柄に寄るのではと思う。
グレイスシリーズはどれもきちんと酸味やコク、ふくよかさがあり、余韻も長く、ヨーロッパのワインに負けずとも劣らずといった印象。
また日本のワインならではの、日本の料理(純粋な「和食」という意味ではなく、しょうゆや大根おろしを添えた牛ステーキなども含めて)との相性の良さもあるだろうし、もっともっと日本のワインを応援していきたいと思った1日でした。
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