ワインの記事が続いてますが、先日、南仏のワイナリー「ドメーヌ・ガイダ」の試飲会に行ってきました。
ちなみに「ドメーヌ」はフランス語で「畑」の意味。ですが、ワインの世界でドメーヌ・○○というと「○○さんの畑」、ではなくワイナリーすなわち醸造所そのものを差します。
会場は市ヶ谷にある出版社の会議室、というちょっとユニークな会。でもワインの試飲に場所は関係ないので全然OK(o^-^o)
ドメーヌ・ガイダの「フィギュール・リーブル」シリーズを試飲。
ジャンシス・ロビンソン(世界的に有名なワインジャーナリスト)のコメントも入れます。
・Figure Libre 'FREESTYLE' Blanc 2010
グルナッシュブラン、マカベオ、マルサンヌ、シュナン・ブラン、ルーサンヌのブレンド
「かすかにスモーキー。独特の風味を持ついいワイン」by J.R.
・Figure Libre Maccabeo 2010
マカベオ100%。ぶどうは有機栽培。
「実にエキサイティングで特徴的。はちみつと花崗岩のフレーバー。とてもキャラクターのあるブドウ」by J.R.
アタックがやわらかく、しかしボディは立っている。香りは複雑。樽香もきいています。
・Figure Libre 'FREESTYLE' Rouge 2010(手前右)
シラー、グルナッシュ・ノワール、ムールヴェドル、カリニャン、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド
「深い紅色。リッチでハーブの香り。バランスがよくスパイシーでスイート」by J.R.
「日本で飲もう最高のワイン2012」でこの銘柄の2009年がベストワイン章、プラチナ・ゴールド賞も受賞。
・Figure Libre Cabernet Franc 2010(手前左)
カベルネ・フラン100%。栽培3年目からオーガニック農法に転向。
「とてもとても生き生きしていてフレッシュ、そしてピュアなカベルネ・フラン」by J.R.
そして、ドメーヌ・ガイダいちおしのシリーズも。
・Chemin de Moscou 2008&2010(シュマン・ド・モスコ)
シラー63%、グルナッシュ35%、サンソー2%
「深い味わい。リッチでまろやか。洗練されていて、とても繊細なワインで美味」by J.R.
本当に本当にやわらかく、繊細なでした。甘みと酸味のバランスがよくエレガント。ヴィンテージ(生産年)は2008と2010を試飲。2008の熟成感は言うまでもなく、で新ヴィンテージの2010年はもちろんおいしいですが、今後の可能性も楽しみです。写真は2008年。
生産者のティム・フォードさん。今回フォードさんの来日に合わせてこの試飲会が開かれました。「畑にはあまり手を加えずに、ぶどうがそれぞれの多様性、フレーバーとアロマを十分に表現することができるように配慮しています」とのこと。
南仏というと「パワフル」、わかりやすいダイナミック感、というイメージだったのですがジャンシスさんがコメントしているようにどれもとても繊細なワインでした。そして有機のワインもありましたが、特有の青臭みや、「なんとなくあか抜けてない感」もなく、逆にブルゴーニュワインのようなエレガントさがあり・・・その2つが今回ちょっとびっくりした点。
とても満たされた気分で、(ふらりと千鳥足で地下鉄の階段を降りながら…って危ないって)帰宅。ありがとうございました!
ドメーヌ・ガイダワインについての問合せ先
株式会社エルフェン:担当 森本 智子様/電話03-6317-2486
info@elfen.jp
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