フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

お得で優雅な時間…新宿御苑の「セラヴィー・ナガノ」

年末に訪問してアップしていなかった分を。

Photo 新宿御苑の人気フレンチ、「セラヴィー・ナガノ」に行きました(ランチで)。私が行ったのは年末ではありますが平日、まだ会社員の方は普通に会社がある日のランチタイムです。

取材を一本終えて、私がお店に着いたのは13時40分。普通は12時前後に入ったお客さんたちが十分食べ終わり、ガラッと人がはけそうな時間ですが店内は満席。運よくカウンターの一人客がちょうど帰り支度を始めたので入れましたが、人気ぶりにびっくり。しかも私が席に着いてからもじゃんじゃん新しいお客さんが入ってきて「予約していただいて2時半ならなんとか入っていただけそうですが…」と対応するお店の人の声が聞こえてきました。
以前も一度、このくらいの時間に行った際はもっと混んでいて、とても入れなかったのです。でもそれは土曜日。平日もすごい人気なのだなぁと感心しながらメニューを開く。

Photo_2私はみんなが頼んでいる1,365円のランチコースで決定。プリフィックスです。スープは日替わりで、温かいものor冷たいもので選択します。私は温かいスープ(この日は「ひよこ豆のスープ」)をチョイス。

前菜は迷った末に「若鶏 白レバー プラム マンゴーのテリーヌ」(メニュー原文ママ)を選択。パンとサラダが付いてきました。サラダはシンプルなビネグレット(=フレンチドレッシング)のグリーンサラダでした。いやぁ、おいしかった。スープは豆とは思えぬなめらかでクセのない味わい。テリーヌは鶏の脂のこってり、のなかにところどころフルーツの甘酸っぱさがきいてました。パンがまあ進む。ものすごーくワインが飲みたくなったけど、昼だし最近飲みすぎなのでなんとかやめる(*゚▽゚)ノ



Photo_3 メインです。これもさんざん迷い、一度「本日の魚のポワレ」に一度ほぼ決めたものの、やっぱりやめて「穴子とサザエのパイ包み 甘えびのソース」に決定。でもこれにしてよかった(o^-^o)。穴子のふわっとした味の間にときどきサザエの「こりっ」が入り、サクサクの焼き立てパイで包んでありました。そして甘えびのソースがクリーミーで、魚介特有の濃厚な甘みと香りというのでしょうか、パイともぴったり合って、それはおいしかったです。

これで1,365円は安いですね。フレンチ好きだったら、昼休みの時間多少オーバーしちゃって職場でヒンシュク買っても?来たくなる気持ち、わかります。
日曜日は休みで、それ以外の日は昼でも夜でも予約可能だそうです。

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セラヴィー・ナガノ

ランチ 月~土 12:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー 月~土 18:00~23:00(L.O.22:00)

新宿の伊勢丹と丸井の間の道(=新宿通り)をずーっと歩いて左折してすぐの地下。この看板が目印です。
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