フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

油揚げの活用法/油揚げのグリーンサラダ、フレンチドレッシングで

Photo■「油揚げをのせたグリーンサラダ」作りました。野菜サラダと油揚げ、すごく合うのでハムやベーコンがないときなどぜひおためしを。フレンチドレッシングやマスタードをきかせたマヨネーズソースなど、洋風の味わいにも不思議とよりそいます。

■油揚げ、子供のころはホントに苦手な食材でした…おいなりさんも避けていた。
時間がたった油の、独特の風味というか臭みがなんともダメで。しかし結婚して、日々料理をするようになってから下処理の方法を覚え、いまではしょっちゅう使っています。コクのある味が味噌汁の実はもちろん、定番のかけうどんにのせたり。こうしてサラダのトッピングにも合いますよ┗(^o^)┛

■下処理は、新鮮なものならザルにのせてさっと熱湯をかけるだけでOK(両面忘れずに)。2~3枚入りで、一度開封して少し日が経ったら、熱湯に1分ほど「浸け」れば大丈夫。

■日本料理の料理人には、「米のとぎ汁で5分煮ないと」という人もいます。が、一応両方私やってみましたが、家庭料理でみそやしょうゆなど味の濃い調味料と一緒に使うなら、ただ熱湯にさらすのとさして変わりません。とぎ汁って、覚えていても、忙しい夕飯の支度ではすべてとぎ終わって、炊飯器にスイッチ入れた後「あー!!」って思い出すんですよね(゚ー゚;

■ちなみにスーパーでは「手揚げ風」油揚げとそうでない普通のものがあり、手揚げ風の方が値段がやや高め。好みと予算で選べばよいのだけど、いなりずしを作るときは手揚げ「じゃない」方がいいです。おいなりさんは、油揚げを半分に切り、まんなかを裂いてポケット状の袋を作り、そこに酢めしを詰めますが、「手揚げ風」は裂きにくくすぐやぶれます。これは日本料理の撮影でならった話。

■昔、母がよく「今日の油揚げはすぐやぶれるのよねー」と言いながらおいなりさんを作っていました。料理好きだったけれど、私と違ってそういう研究をまったくしなかった(?)母。今年亡くなってしまい、もう教えてあげられないのがちょっとさみしい・・・(u_u。)

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