フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

ヴィシソワーズ/じゃがいものスープをレストランの味にするには

Photo■料理教室の生徒さんNさんにたくさん野菜をいただきました\(^o^)/ごぼう、じゃがいも、長いも…土がついて、いかにも「フレッシュ」な感じ。味わいもまた、いつものスーパーで買うのとはまた違って。嬉しくてせっせといろいろ作って、ありがたくいただいています。

■その一つ、じゃがいもで作ったヴィシソワーズ。じゃがいものクリーミーなスープのこと。フランス料理の前菜です。本来は作った後、キーンと冷たく冷やして食べるのだけど、寒い時期は温かいままでも全然よいでしょう(^-^;

■名前はゴージャスだけど作り方は簡単で、2~3個のじゃがいもを適量(1/2個~1個)の玉ねぎと一緒に薄切りしてしんなりするまで炒め、カップ2の水とコンソメキューブ1個を注いで一度沸かし、弱火に変えてふたして15分弱煮る。一度ミキサーにかけ(バーミックスがあればベスト)、カップ1の牛乳を注ぐ。仕上げに生クリーム大さじ1~2をかける。

■要はじゃがいもと玉ねぎを炒め、水を注いで沸かして煮込み、牛乳でまとめ、生クリームでしめる。というだけ。

ポイントは
・じゃがいもと玉ねぎは絶対にカレーのように焦がさないこと
(極力、色を付けずに仕上げるとより美しい)
・仕上げの生クリームは必須 の2つ。

今回あらためて、このスープには生クリームが少量だけど絶対必要と思いました。牛乳だけでも料理としては全然よいし、ダイエットには生クリーム厳禁なのだけど、最後に入るとぐーっと洗練されるのです。

■生クリーム独特の引き締め感、なんなのでしょうね。しかも大さじ1だけのために1パック約400円も出すのか…と躊躇しますが、おもてなしや、ここは決めたいという料理プレゼン日には欠かさないで~。クリスマスメニューにもよいですよね?ステーキやローストチキンなど温かい料理が多いときは、冷やしたヴィシソワーズでもよいかな?

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