■最近「炭水化物が人類を滅ぼす 」というすごい本を読んじゃいました。内科のお医者さんが書いた本でベストセラーになってます。とても挑戦的なタイトルですが、いかにもIQが高い人らしい文章のテンポの良さと面白さ、そして論理的な内容にぐいぐい読み進んでしまい。そしてすっかり「しばらく炭水化物は食べるまい…」と洗脳されたのです。
■しかし先日取材の帰り、銀座を歩いていたらなんとも隠れ家のような素敵なパン屋さんを発見し…「炭水化物は食べるまい」と決意した矢先、買ってしまった。ハートブレッドアンティーク銀座店のパンです。
■だって、こんなひっそりとして秘密めいた、素敵な佇まいのお店が銀座の裏通りに現れたんですよ!これが(たとえ炭水化物断食中にあっても)、フードライター稼業の身で立ち寄らずにいられようか(*゚▽゚)ノ
■真ん中2つのドーナッツのようなもの、「マジカルチョコリング」。クロワッサンの生地にチョコチップが埋められているこれが、ここの名物商品だそうです。あとは季節商品の「かぼちゃリング」も購入(手前・矢印。現在は別の季節フレーバーに変更)。
■プレーンなクロワッサンも名物だそう。カルピスバター100%使用だって。そりゃー美味しいよね。
■しかしパンを購入したのはすでに夕方。家に持ち帰っても、夜は夜で夕食用に食べたいものがあり、これらのパンは翌日の朝に食べたいのです。
でもおいしいパンというのは、翌日に持ち越すと間違いなく味が落ちる。角食パンならトーストすれば問題ないけど、こういったデニッシュパン群、なんとか翌日にもおいしく再現するベストな方法はないか…とネットで検索に検索を重ねたら(?)あーりました!
答え:220度に予熱完了したオーブンの火を消し、パンを天板に並べてオーブンに入れ、余熱だけで5分加熱する。
すごい!本当にぱりさくっとしているのにしっとりふわふわ、という焼き立ての状態に見事に戻り、感動~\(^0^)/\(^0^)/
蒸しパンのような、水気の多いパンなら炊飯器や蒸し器で戻すというやり方も思いついたのだけど、デニッシュという「パリパリしているけどしっとりもしてて欲しい」という難しいパンもこうやれば復元できるのだと勉強になりました。オーブンはすごいなー。
(注:ただし絶対にパンは冷蔵庫保存せず、常温で宵越ししてから翌日焼くことがポイントです)。