旅の写真、最終編です。
あらかじめ予約しておいたワイナリーに寄りました。サントリーの登美の丘(とみのおか)ワイナリーです。
去年、ワインエキスパートの受験勉強をしていた頃から、
なんとなくいろんな人から聞いて気になっていた。やっと来られました。
特急あずさの甲府駅、または竜王(りゅうおう)駅からタクシー。竜王からの方が近いのだけど、
ちょっと今回カン違いしてしまい、遠い甲府から乗ってしまいました。3000円くらいです。
タクシーで中まで入ると…
和製ハリー・ポッターの秘密学校風?(なんじゃ?)の、森の中のお城のような建物。
これはおみやげ(ワイン)ショップです。
受付をして、お城の中に入ると、博物館のようなスペースになってました。
今回は
・ワインセラーの見学ツアー(30分・無料)
・ワインテイスティング(1時間・有料/一人1000円 ※車で来た場合、運転者は飲めない)
をあらかじめネット予約してあったので、先に見学ツアーを受ける。
博物館のなかで、登美の丘ワイナリーの歴史のビデオを見て↓、その後、セラー内を案内された。
(セラー内部は撮影不可なので写真なし)。
ワインをブドウから造る工程がじっくり見られました。
このツアー、これからソムリエ協会の試験を受ける人やワインを勉強中の人には
いつもテキスト上で読んで想像するだけの事柄が目の前で見られるのでとても勉強になります。
しかも川上善兵衛(かわかみ・ぜんべいさん・日本のワインの父)や岩の原葡萄園のことなど、
エキスパート受験者には必須の基本暗記ワードもここでは連呼され、
あー、去年先にここ来ればよかったなー。
ツアーが終わると、申し込みしてた人はそのままセラーに残り、
ワインテイスティング開始。
ワインは5種類。白2種、赤3種です。
セラーの中は暗いので、専用のライトを各自つけてもらい、
色みを確認。
コメントを専用のシートに書き込みます。
テイスティング自体は普通の流れですが、いまセラーを見てきたばかりの
ワインを直で飲めるので、結構楽しい。
飲んでみて驚いたのは、意外にも
白(シャルドネ2本)・赤(メルロ主体のブレンド・メルロ100%)ともにすごくパワフルだったこと。
値段はどれも1本3650円。
このパワフル感は見なおしましたが、やっぱり輸入ワインと比べると1500円前後が妥当かな…(ごめんなさい)
ツアーとテイスティング終了後、丘の頂上に上がる。
この景色はすーごい!丘の斜面に作ったぶどう畑、そして下は一面の森。
その森の下に、広がる甲府市内が丘の上から一望。
ここどこ?と一瞬わからなくなるような、ちょっとヨーロッパの風景みたいです。
「ここでならドイツと同じワイン造りができる!!」と手を取り合って涙を流した、
と館内ツアーで説明してましたが、いやー、その気持ち、なんとなくわかります。
本当に私が見た、ドイツの傾斜面のワイナリーにそっくりの風景。
日本で(しかも超近場で)、海外旅行してきた気持ちになったプチ旅でした。
手軽に海外旅行気分味わいたい人、日本のワイナリーめぐり、おすすめですよー。