フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

圧力鍋で最高に美味\(^0^)/だった黒豆レシピ

前回書いた2015年おせち話の続きです。おせち料理の要と言えるのではないかと思うこの黒豆。普通なら何夜もかけてじっくり煮こむ、非常に手強い伝統料理です。
しかし書いたとおり今回あまりにも時間がなく、圧力鍋で時短レシピで作ったらほんとーーーに予想以上に美味に仕上がり、自分でもビックリw(゚o゚)w

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■ただ、時短とは言え、豆を水に浸けて戻す時間も含めればトータル3日かかりました。でも普通の鍋だと「ことこと煮立つ程度の中弱火でアクを取りながら8時間煮る」とか、壮大な“お世話”が必要なので、それに比べたら「水に浸けて冷蔵庫でひと晩放置」とか手間に入らないのではと…。
何より、しっとりぷっくり歯ごたえ適切、しかも甘さの加減もちょーーどいい、この仕上がりが最高でヽ(´▽`)/ いろいろすっきりしているのですよ。
市販の、わたしにとってはねっとり煮過ぎな食感で、しつこい甘さの黒豆とは雲泥の差!黒豆ってこんなにおいしいんだー、と気づいたお正月でした。

■しかし今回この黒豆含め、おせちを8品一挙完成させて思ったこと…砂糖のトータル消費量が怖ろしい(゚ー゚) 年末、たまたま切れていた砂糖を1kg買い足し、おせちを作り終わって見たときには砂糖のポットにほとんど残ってなかったよ!
和食=ヘルシーというのが一般認識ですが…たった8品完成でこの砂糖の莫大な使用量。まあおせちは保存性を高めたい特殊な料理ではあるけれども(゚ー゚; 
よくダイエットの本に「お菓子を自分で作ると、砂糖の量にあらためてびっくりします」なんてことが書いてあるけれど、今回おせちを自分で作って、あらためてびっくりしたのでした。お正月だし、細かいこと言っちゃだめって?(^-^;

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「圧力鍋で作る黒豆」
《材料 作りやすい分量》
黒豆 1袋(約300g)
塩 ごく少々
砂糖 300g
しょうゆ 小さじ1と1/2

●1日目
黒豆、水1200ccと塩をボウルに入れ冷蔵庫でひと晩置く。
●2日目
戻し汁と一緒に黒豆を圧力鍋に入れ、(圧力鍋のふたはせずに)煮立てる。弱火にして3分ゆでてざるにあげる。黒豆と新たな水600ccを圧力鍋に入れ、今度はしっかりふたをする。強めの中火で12分加圧して自然放置する。
完全に冷めたら砂糖150gと水少々を足して煮立て、アクを取って火を止めて冷ます。
●3日目
残り砂糖150gとしょうゆ、水少々を足して煮立て、アクを取って火を止めて冷ます。冷めたら食べられるが、さらに冷蔵庫でひと晩寝かすともっとおいしくなる。


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