フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

「おひとりさま」チーズフォンデュサラダプレート

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■だんだん春に近づいて、新しい野菜が出てくる時期なので嬉しい(^0^)
チーズフォンデュってちょっとハードルが高いですが、それっぽくしたソースを、ただゆでた野菜とソーセージにかけただけの、簡単ワンプレートです。

■ひととき(いまも?)爆発的な野菜ブームがあり、なんだか食に関わる人みんな、「野菜、野菜」でわたしはそのあえてそれに乗っかりたくない!なんて思った時期もありましたが(^-^;
こういう時期になると、やっぱりおいしい野菜をたっぷり、思いっきり食べたくなりますね!

■好き嫌い多い子も、彩りと見た目華やかに、丁寧においしく作って出せば治るんじゃないかなー?
わたしが子供の頃は、自分の親たちは戦後の物資不足の時代に育った世代で、「食べ物の好き嫌いを言う=悪」でした。
どんなまずいものも食べてこそえらい、立派な子、って家でも学校でも強制的に教え込まれた記憶があるのですが、やっぱり大人同様、小さい子供だって能動的にしか動けない動物で、気持ちが反応しないものは無理なんだよねー。

■「ふき」を茶色く煮たものとか、酢味噌がかかった「ねぎぬた」とか、地味なたけのこご飯とか、残すと怒られたけど、嫌いだったなー・・・
まあ、こういう「オツな味」は大人になって、お酒の楽しみを覚え、実家の母の味から離れて不規則な食生活になったりしたとき、しみじみ「おいしいなぁ」と気づくメニューであって、ハンバーグやフライドチキンに夢中な頃に、強制的に食べさせようとする方が無理なのよね。
と、春、野菜売り場に並ぶ山菜やたけのこを見て、思い出すこの頃でありました。

「おひとりさまチーズフォンデュサラダプレート」 1人分554kcal

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≪材料 1人分≫
食パン(6枚切り)1枚(トーストし、4~5cm角くらいに切る)
チーズ(溶けるタイプ・ピザ用など) 30g
白ワイン 大さじ2
ソーセージ(大) 1本
にんじん 1/4(皮をむき、ひと口大の半月切りに)
じゃがいも 小1個(皮をむき、ひと口大)
ブロッコリー 1/4個(小房に切る)
マッシュルーム 3個
オリーブオイル(エキストラバージン) 大さじ1

小鍋ににんじん、じゃがいも、かぶるくらいたっぷりの水を入れ、ふたをしてそのまま15分ゆでる。時間が来たらそのまま同じ鍋にブロッコリー、ソーセージを入れて3分ゆで、ゆで上げる直前にマッシュルームを入れてさっとゆで、ざるにあげる。
水気が十分切れたら器に盛る。
パンをトーストする。別の小鍋にチーズと白ワイン、塩(強め)、こしょうを入れて溶けたら野菜の器全体にとろりと回しかけ、オリーブオイルもかける。
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