フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【フードライターの仕事】柴田書店の看板誌『専門料理』最新号(2025年1月号)に執筆しました

食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

飲食業界の専門誌『専門料理』の最新号(2025年1月1日発行)に執筆しました。

『専門料理」2025年1月号。

料理人や食のプロ向けの老舗雑誌。雑誌自体の金剛の特集が「仕事ができるシェフの仕事術」。ド直球な(笑)タイトルです。

1年間(4回)の連載、最終回までやり切りました!

野﨑洋光さんへのインタビューと、レシピをまとめる連載。取材も野﨑さんが料理を作る合間をぬってお話を引き出し……と、同時進行で行うので忙しいです。

 

24年の4月号から「温故知新ー新時代の日本料理を再定義ー」という丸一1年間の連載記事(全4回)を担当してきました。今回が最終回です。

毎回、各テーマに沿った内容を日本料理界のレジェンド・野﨑洋光さんへインタビューし、まとめます。今回のテーマは「和食の料理人にとっての、調味料の意義と扱い方」。

いつもプロ向けのレシピも2品のせます。取材中ずっと野﨑さんはその料理を作っています。

その合間をぬって、かつ邪魔にならないように「野﨑さんにとって調味料の意義ってなんでしょうか、日本料理の伝統とはなんでしょうか」など、わかりにくく抽象的な質問を聞きまくる。

約1600字(原稿用紙4枚分)の文章に最後まとめられるよう、面白い話を引き出さなければなりません。レシピも文章にするため、インタビューしながらレシピ手順も絶えず見て、頭に叩き込みます。

プロのレシピと料理人インタビューを同時にまとめる、フードライターのよくある取材。

「インタビューしながらレシピも取材」は、今回に限らずフードライターのよくある仕事の一つ。

20年経つともはや慣れきってしまい、淡々とやっていますが、あらためて考えると結構難しい仕事だと思うんですよね……手前味噌ですが(笑)。無事一年間、連載をやり遂げられてよかった。

ということで、書店で買ってお読みいただけたら嬉しいです!

<このシリーズの過去の回はこちらから!>

asanoyoko.com

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