フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【メディア出演】『日経トレンディ』の回転寿司特集企画、ガチで審査しました!

日経トレンディの表紙の画像

『日経トレンディ』2023年5月号の巻頭特集は「うまい魚最新案内」!(c)asanoyoko.com

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 こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

 フードライターって「おいしいレストランで食べて、文章を書くだけが仕事」と思われているでしょうか?実はそれ以外にもいろいろあります(詳しくは上記の私の本を)。

 『日経トレンディ』2023年5月号(4月4日発売)の巻頭特集で、「回転寿司」の大手チェーン3社のネタを食べ比べて採点する、審査員の仕事をしました。今回はその裏話を紹介します(編集部に許可をいただいて書いています)。

巻頭特集「うまい魚 最新案内」記事の内容をチラ見せ

雑誌「日経トレンディ」の特集企画のページを一部を紹介した画像

とにかく魚・魚・魚の大特集、情報満載!(c)asanoyoko.com

雑誌「日経トレンディ」の特集企画のページを一部を紹介した画像

回転寿司3大チェーンのネタ(テイクアウト)をガチで審査しました。(c)asanoyoko.com

 『日経トレンディ』の今回の特集はとにかく魚・魚・魚!「ブランド魚」のご当地サーモンの解説やスーパー、そしてコストコでの魚の目利きのコツ、寿司ネタ別の値付けの方法など、魚に関するディープなあらゆる情報が満載です。

 その中で、私が今回担当したのが「回転寿司3大チェーンのネタをテイアウトで比較・審査する」というこのコーナー。

 ミシュランガイド東京で一つ星獲得のすし職人・白山さんと、すしインスタグラマー・寿司リーマンさんのお二人と審査員を務めました。

審査はガチ、頭と口をフル回転させながら3社30カン食べまくる

日経トレンディの企画ですしを審査員をやる様子

覆面でA・B・Cの付せん(それぞれチェーン名)の下に同じ魚種が置かれ、採点します。こちらはサーモン。(c)asanoyoko.com

日経トレンディの企画ですしを審査員をやる様子

こちらはブリ・ハマチ。好きなネタなので難しかった。食べながら頭もフル回転ですよ!(c)asanoyoko.com

 ではどうやって審査をしているのでしょうか?「ホントに食べてるの〜?」と思った方。これを見てください!3人でガチで審査しています。

 方法はシンプルで、覆面で食べまくるだけ(そのままじゃん!)。

 日経トレンディの編集部が、当日3社チェーンのすし(テイクアウト用)を審査会場の近隣の店舗で買っておいて準備。私たちはチェーン名を隠した「A」「B」「C」の」皿にネタごとに出されたものを、審査員3人でただただ、食べまくります。

 ネタごとに「うま味」「食感」「シャリとの相性」「香り」などの各項目ごとに採点し、総括コメントも細かく書いていきます。

  審査するネタは10種×3社。2時間ほどで一人30カンずつ食べながら、この作業を繰り返していきます。頭も舌もフル回転です。

日経トレンディの企画ですしを審査員をやる様子

中トロ。こちらも全部おいしいので、点数の差や違うポイントを見つけるのが大変。(c)asanoyoko.com

 楽しいんですが、やっぱり緊張しますね。

 ネタによってはそこまで味の差がないものも結構あり、「あれ今、私一体どれを食べてるんだっけ…?」と気を抜くとすぐに自分を見失いがちなこと……。

 しかし仕事なので「途中でよくわからなくなっちゃいました」では済まされず、また各チェーンの商売にも影響するのでドキドキします。

 また30カンを一気食いするので、やっぱり太ります。翌日の調整が大変!

 ということで、ぜひ『日経トレンディ』、見ていただければと思います。

それでは、今日も最高においしい1日を!

 

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