フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【大阪万博2025】 プレミアな日本の匠の技が集結、「WASSE」でレアな竹の菜ばしをゲット!

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

いつもの食から少し離れますが、大阪万博レポートの続きです。

今日は展示館「WASSE(ワッセ)」について。

▶︎▶︎前回の記事:【大阪万博2025】 行くなら見ないとソン?!夜のショーについてざっくり紹介

期間限定で日本のいろいろな取り組みを紹介する展示パビリオン

WASSE。大屋根リングの西の端っこにあるので、見つけにくかったですが面白かった。

通常の海外・国内パビリオンのほか、ユニークなパビリオンにも行きました。「WASSE(ワッセ)」。週ごとにテーマが変わる展示館です。

わたしが行った週は「日本工芸産地博覧会」を開催中でした。

日本全国の匠の技が集結。

 

わたしが万博に行った週は「日本工芸産地博覧会」というイベントを開催中で。

秋田・岩手から沖縄、北から南まで20県の伝統工芸品、いわゆる「匠の技」を紹介する物産展。

千葉・Sghr(菅原工芸硝子)のガラス花器。こういうセンス大好き。

有名どころでは中川政七商店も生活雑貨や茶道具で出店していたり。

匠の技でクラシックなんだけどセンスがよい、令和のシンプルスタイル好きな若い人にもウケそうなものばかりでした。

熊本発の竹の箸メーカー・ヤマチクのブースへ

軽くて握りやすい、竹製の箸。あずきや大豆を箸でつまんでみて、とディスプレイが。

たまたまわたしが行った期間中、中学時代の同級生が務める熊本発のお箸メーカーがここで出展していて。

友人がスタッフとしてブースに立っていたので、会いに行きました。

小学生がイベントで万博カラーに色付けした箸。かわいい。

一本の竹を切り出して削り、乾燥させ、色付けして箸になるまで。職人の技を展示。

彼女がお箸メーカーにいることは知っていたのですが、

・一本の竹からどうやってお箸ができるのかの工程
・手間の割には大きな利益を生み出すことが難しい現実
・職人も減っている中、技術を大事に継承しようとしていること、

など短い間にいろいろ展示も見て聞いて、勉強になりました。

パスタ専用の菜箸。

お箸で豆をつかむ展示には若い人や外国人も集まっていて、にぎわってました。

そうよね、こういう展示こそ万博っぽい!まさに人やモノの出会いの場になってる!

お箸2つ買いました!左・パスタ箸(880円)、右・菜ばし(990円)。

菜ばしマニアのわたし、すっかり感銘も受けて2つ買っちゃいました!(家で撮影)

先の細い繊細なのに丈夫な菜ばし。軽くて細かい盛り付けもラクです。さすが。

パスタ用の箸。うどん・そばをゆでる時にも使いやすい!

そして特に気に入ったのがこのパスタをゆでる専用の箸。この太さがとにかくやりやすい!うどんやそば、そうめんをゆでるのにも大活躍。

絶妙な太さで、肉だんごやシュウマイのたねなどひき肉のあんをぐるぐる混ぜるのにも使ってちゃって便利です。

一応URL貼っておきますが、宣伝費はいただいておりません。本当に日本の匠の技、次世代につなぎたい。

ミャクミャクくんの限定グッズを取り合うのもいいけど、万博でこういう良質な日本の工芸品に出会えて、大満足だったのでした。

 

わたしのような疲れやすい中高年で万博に行きたい人向け。ブログには書ききれない予約の取り方・攻略法などおすすめ情報をnoteにまとめました。

1.万博ハック編、2.大阪グルメ編です。

よかったらどうぞ。

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次の記事では、わたしが見たフランスパビリオンの中のようすをレポートします!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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