食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
いつもの食から少し離れますが、大阪万博レポートの続きです。
今日は「中国パビリオン」について。
▶︎▶︎前回の記事:
【大阪万博2025】 人気TOP3「フランスパビリオン」はフランス人の美意識まるごと魅惑の世界でした
中国パビリオンの完成度にうなった
前回の記事で、海外パビリオンの人気TOP3は「アメリカ・フランス・イタリア(ここだけ予約制か長時間並ぶからたぶんイタリアは無理)」と書きました。
なるべく早い時間に頑張って入場し、アメリカかフランスを頑張って並んでみた。
フランスかアメリカを見たら結構達成感ありますが、「もう一個なんか見応えある国見たいなー」と思ったとき、おすすめは中国です。
社会的なことや、世界史に興味ある人は楽しめると思います。
フランス・アメリカが隣な分、中国パビリオンはやや遠く感じますが、頑張って行ってみてほしい。
中国パビリオンの展示
ここも予約不可です。並ぶしかなく、12時少し前で「待ち時間70分」と言われたけど実際は20分ほどでした。
以下、見たものを順番に。
中に入るとすぐ、こんな大きな丸いスクリーンがいくつも並んでて、中国の四季を表す美しい展示がありました(実際は動画)。
そしてジオラマ展示も。
中国といえばパンダ!それ以外の動物の生息図も。
楽器なのかな、よくわからないけど美しい実物の展示。からの……、
中国名産品のショップ!美しい展示の間にしっかり商売をはさむところがさすが中国!
感心した木細工のディスプレイ
そしてここから、螺旋のろうかを移動しながらスタイリッっシュな木細工のディスプレイを見るのですが、これにとても感銘を受けました。
何に感動したって、展示の内容もだけど見ている人は「なるほど、中国と日本って本当に長く政治的にも経済的にも交流してきたんだな、深い関係なんだな」って思うじゃないですか。
しかも木彫りだから、ずっと飾ってるだけ。電気代も説明する人も不要!
これをデザインして作った人はすごい手間だったでしょうが、めっちゃ省エネ!
動画を見て一旦休める
ずーっと歩いてきたところでいったん椅子に座り、「現代中国人の1日」を紹介したショートムービーを見ます。
たくさんベンチがあり、涼しいところで休めるのでラクです。
中国の科学技術も紹介
最後は中国の最新の科学技術を見る部屋。
中国がとってきた「月の土」を見たり。
中国のスマートシティーの模型もありました。
全体で30分くらい。疲れない工夫がしてあって、中国の豊かな自然と長い歴史、また日本とのつながりの深さや科学技術も進んでいる国なんだね、というのもアピールされてて。
フランスの「おしゃれ感全押し」のプレゼンもすごかったけど、中国のこの展示、よかったなぁ。
万博のお手本のような展示でしたね。
以上、わたしが見た中国パビリオンの雑感でした。
わたしのような疲れやすい中高年で万博に行きたい人向け。ブログには書ききれない予約の取り方・攻略法などおすすめ情報をnoteにまとめました。
1.万博ハック編、2.大阪グルメ編です。
よかったらどうぞ。
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次の記事では、わたしが感じた「万博で食べるべき物」についてレポートします!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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【大阪万博2025】今月、万博取材してきました!まずは会場全体の雑感をサマリーで
【大阪万博2025】 「食にリサイクルなき未来はない」ーー北欧パビリオンで学んだ次世代への挑戦
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