フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

山梨ワイナリー訪問記①

母のことがあって、しばらくお休みしてましたがぼちぼち始動します。本当はライター仕事などやってましたが、結構お仕事たくさんいただけてブログまで手をつける余裕がなく…でも復活!ずっと来ていただいていた皆様、本当にすみません。

Photoああもういつの話?!ってくらい本当に前のことですが…山梨のワイナリーツアーに行ったときのようす。ワイン仲間のYさんが企画してくださった1日日帰り旅行。ワイナリー三つ回りました。まず四恩醸造さんを訪問。
ウェルカムワインでツアーの皆さんと乾杯。バスツアーなので思いっきり飲めるのが楽しい(o^-^o)にごり酒のようでワインに全然見えないですが、山梨産のぶどうをブレンドした微発泡ワインなのです。すーっごく飲みやすく、気づくとぐいぐい行っちゃってキケン(笑)

Photo_2醸造所のようす。おいしいワインをじっくり寝かせる樽、

Photo_3ステンレスのタンク(用途は樽と同じ。ただしより現代的)、

Photo_4これは「動瓶」をするための、昔ながらの道具。できた発泡ワインをさかさまにして差し込み、瓶の入り口付近に「おり(働き終えた酵母のかす)」を集める作業。数週間かけて瓶をすこーしずつ角度を変えて回し、おりをていねいに瓶の口付近に全部集める。スポンとかすだけを抜いて(瓶口をカルシウム液に浸けると、おり「だけ」ぴしゃっと飛び出すらしい。実際に見たことないけど)、栓して入荷、となるのですよ。資格試験のときに必死に覚えた。

Photo_5この四恩醸造の工場長(ワイナリーオーナー)の小林剛士さん。なぜか自分を「つよぽん」と呼んでと(笑)HPにも書いてあります。HPもゆるゆる~な雰囲気たっぷりですが、今回のツアーで一緒だったワインバーの方やソムリエさんに聞くと、「四恩醸造のワインはマニアの間で奪い合いで、販売された瞬間に売り切れになる」とか。あの飲みやすさと、なんだかよくわからないけど惹きつけられる味わい、その意味もすごくわかる。

Photo_6これも飲んだ赤。全部で7種類くらい試飲したかな。ああもう前すぎてメモを覚えてないのですが(つよぽんごめんなさい)、マスカットベリーAだったような。とにかくどのワインも、ヨーロッパの既存ワインとも、いままで飲んできた山梨の別のワインとも全然違う味。自然な風味。でもビオワイン(オーガニックワイン)とも違う、エッジと洗練感はきちんと残っているのです。ヨーロッパで修業をされたというつよぽんも、その辺りをものすごく独自のこだわりを持って、自分だけにしか造れないワイン造りに集中されているそう。

Photo_7ひと通り試飲し、ちょっとふらりとなったところでランチです。

Photo_8つよぽんの奥様(料理研究家)が準備してくださった料理をいただく。地元の野菜などを生かした心温まるランチプレート。靴を脱いで上がり、ほろ酔いでおいしい食事をいただいて、もうここで寝たい…と思ったところで移動。次のワイナリーへ。また続きます。


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