地元で知らない人はいない、創業約50年の老舗「欣葉(シンイエ)」
食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。2月初め、台湾に遊びに行ってきました。高校時代の女友達との、2泊3日の弾丸中年女子旅です。
台湾は初訪問。フードライターとして、ずっと食べたかった味を体験できました!
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今回は台湾の(ちょっと高級な)伝統料理が味わえる老舗店「欣葉(シンイエ)」の訪問レポートです。
※フライト・ホテルなど旅の詳細情報は記事の最後にまとめています。
「台湾グルメ」と聞いて、日本人がイメージするのは小籠包や屋台の朝食、スイーツなどでしょう。しかしそれらは台湾の食でもリーズナブルなジャンル(上↑↑↑のリンクから、それぞれ記事を書いています)。
それ以外の、ちょっと高級な台湾の伝統料理もあります。そんなメニューをまるっと味わえるのが「欣葉(シンイエ)」です。
1977年創業の老舗で、内観もクラシック。私たち一行は到着初日、午前11時に空港を出たその足で向かったので、「台湾に来た〜!」とテンション爆上がりでした。
シジミ漬け、ぶっ飛びスープ、カニおこわ……目も舌も仰天!
5人(一人は台湾在住)で円卓を囲み、ドリンクで乾杯。一気に料理をオーダー。台湾在住の友人におまかせです。
「まずはこれ食べて!」と出てきた「シジミのしょうゆ漬け」。日本だと味噌汁の具ぐらいしか使わないシジミを、おつまみのように食べる台湾の伝統料理。
濃いにんにく風味のしょうゆとシジミのエキスに、ちゅるっとした食感が合わさり、なんとも美味でした。夜に食べたらお酒が進みそう〜!
「台湾のどのレストランでも食べられるよ」と頼んでくれた「切り干し大根の卵焼き」。“きざんだたくあんを入れたオムレツ”のような料理です。
これは台湾滞在中、朝食でも食べましたが、ハマりましたねー。シャキシャキの大根漬けの食感、ちょっと甘めのふんわり卵が最高なのです。
その後も店のスタッフの方に伺いつつ、人気メニューを堪能。
ほぼおつまみメニュー?という感じですが、香港の点心ともまたちょっと違う、独特の料理がどれも味わい深いのです。懐かしさも感じます。
次はびっくりの、台湾名物「フカヒレぶっ飛びスープ」。値段も少しお高めですが、フカヒレのほか、なまこ、ホタテなど高級海鮮と、豚肉、鶏肉を合わせて煮込んだスープ。
大きなつぼで来て、スタッフの方が取り分けてくださいました。複雑な深い味。いろんな食材の食感も楽しめます。
そしてだいぶお腹が満たされた最後に、まさに本日のメイン!が登場。大きなセイロに入った、ワタリガニのおこわです。
カニのだしがたっぷりしみだした、中華風味のおこわ。ほぼ見た目で想像できるその通りの味で、最高でした!
料理と同じくらいインパクトがあったのが、一人一本ずつ配れた「カニ専用ハサミ」!。カニの身が取り出しやすく、これ、買って帰りたい!と思いました。
台湾現地で飲むお茶のおいしさとともに、めいっぱい堪能した台湾伝統料理。初訪問なら一度ぜひ訪れてみてほしいです。
台湾に行ってなるべく最初の食事で食べるのがおすすめですね!
※1元(ニュー台湾ドル)=4.4円で計算
※飛行機:China Airline チャイナエアライン
※宿泊:Caeser Park Hotel Banqiao シーザーパークホテル バンシャオ(板橋)
※2023年2月時点の情報です。
※飛行機+ホテルのセットで、エクスペディアから予約
海外の個人旅行はコロナ前から私はエクスペディアです。
安いものから順に出て、見やすいのでおすすめ。ポイントも貯まり、次の旅で使えます。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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