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沖縄・那覇空港から1時間で行ける離島リゾート「瀬良垣島」取材の裏話
食限定の取材歴20年、仕事で沖縄に行ってきたフードライターの浅野陽子です。
沖縄の離島、しかも那覇空港から車で1時間で行ける「瀬良垣島(せらかきじま)」をご存じでしょうか?
私は昨年末、「琉球王国の宮廷料理グルメ」の取材で初めて瀬良垣島に行きました。
こちらの記事▼▼
[コラム連載]『NIKKEI STYLE』(日経電子版)で記事「高級珍味ウミヘビに驚くも、堪能 琉球王朝の宮廷料理」を書きました
「離島」といっても、本島とは短い橋でつながっているので歩いて行けます。三方を海に囲まれた別空間で、島にあるのはホテル(ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄)一軒だけ。海外リゾート気分を味わいたい人にはぴったりです。
チャペルやプールもあります。ハネムーンや、海外に一緒に行くのは難しそうな高齢な親戚を連れてリゾートウェディングをするのにも最高だなーと思いました(そういうお客さんも結構いました)。
今回は、メディアに書いた記事では紹介しきれなかった情報をブログにアップします。
島全体が隠れ家リゾート、日常から完全遮断
取材に行ったのは昨年の11月です。東京ではトレンチコートだとやや肌寒い時期。沖縄では雨が強く降っていましたが、顔や体に感じる空気は温かい。
那覇空港から高速に乗ってぴったり1時間で到着。入口(本島側)から車で1分ほどでホテルのメインエントランスに到着です。
開放的ですてきな館内。モダンシックと南国感の融合がたまらないです。到着後、館内をすぐ取材させてもらいました。
島にあるのはこのホテル一棟だけ。コンビニも近くにないので必要なものがあれば、ホテル内のショップ「マーケット」で買います。
ジーマーミ豆腐など沖縄食材を使った自家製ケーキも販売していました。人気で11時の発売開始後、午前中で売り切れることも多いとのことで、取り置きしてもらい、取材チーム(女性のみ)で食べました!優しい甘味が女性好きしそうな味でした。
客室は320室。ホテルのプライベートビーチ、屋外のプール(冬季休業)と館内にもジャグジー付きの温水プールを完備(翌朝の朝食後、何10年ぶりかにここでガチ泳ぎしてしまいました)。キッズルームもあるので子連れにもとても便利!
ビーチや沖縄本島が一望できる客室
今回泊まった部屋と、ここから見える風景です。部屋もアメニティルームも全体に海外のホテルのような天井高で、一人で泊まったからか、さらに広く感じました。
ウェルカムスイーツはサーターアンダギー入り。これも優しい甘さでおいしかった。夕方お腹が空いた時間だったので、いくつかぺろっと食べてしまいました。
客室には無料のミネラルウォーター2本があるほか、このボトルを使い、館内のウォーターサーバーから自分で汲みにいくシステムです(ボトルを持ち帰りたい場合は購入する)。
サステナビリティーの流れで最近、このシステムを取り入れるホテルは最近多いですよね。
琉球王朝時代の古典舞踊と謡(うたい)を鑑賞
日没前に取材チームでロビーに再集合し、琉球王朝時代の古典舞踊と謡(うた)いを鑑賞しました。沖縄の無形資産で、琉球王朝時代に外国からの賓客をもてなすために披露されていたもの。
遠くからしぼり出すような歌い方と、合わせる三線(さんしん)の響きが独特。沖縄の音楽はどこか懐かしく聞こえるのが不思議です。
一緒にウェルカムドリンクも提供されました。沖縄産ウィスキーにさんぴん茶を合わせたカクテル。ウィスキーなのにどこか泡盛っぽい風味で、温かい空気に合いますね。
南国の温かさや風とともに、リゾート感をたっぷり満喫。数時間前に東京からやってきたことを忘れてしまいそう。この没頭感は、やっぱり下界から遮断されるような離島ならではのものでしょうか。最高です。
この後、今回の取材のメイン「沖縄宮廷料理のディナー」を食べたのですが、長くなるので「後篇」に書きます。ぜひそちらも読んでくださいね。
それでは今日も最高においしい1日を!
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