フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【蓼科ひとり旅】高速バス逃しで始まり、諏訪大社と諏訪湖の神聖な雰囲気で心を整える

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

20年来の友人に会いに、ふらりと長野の蓼科にひとり旅してきました。

わたし以上に食が好きで料理が得意な友人・Nさん。

Nさんにめいっぱい観光と地元グルメを案内してもらった2日間でした。

現地から速報レポートを投稿していましたが、あらためてじっくり紹介します!

今回はいきなり大失敗から始まった初日の話。

▶︎現地からの速報はこちら:
【長野旅行記DAY1】 まさかの高速バス見逃しからの諏訪湖の絶景で癒し、グルマン憧れの地元の名店堪能
【長野旅行DAY2】新鮮野菜に信州味噌、そばに名物りんごバター!魅惑の高原グルメからの「霧ヶ峰」登山

東京出身50歳フードライター、東京で迷子になる

バスの乗り場の表示なんてどこにもないのです(涙)

三鷹から高速バスで蓼科に向かうつもりが、まさかの乗り場を間違えてバスに乗れず、出発早々に計画が狂うハプニング……。

Nさんに2日間どっぷりお世話になることはわかっていたので、スタートくらいは自力で行こうと高速バスを予約。

自宅を30分早く出て順調に向かったのに、高速バスの乗り場がわからない!

やっとわかったら逆方面でした(T-T)

両手に荷物を抱えてカサをさし(結構な雨)、なんとか乗り場を探し出し、不安定な階段を上ったら……逆方面!予約したバスは目の前の反対車線を、スーッと通過していきました(T-T)

次の高速バスは2時間後。

「予定変更!電車(特急)に切り替えよう!」と思ったものの、周囲は都内(世田谷区)と思えないほど、工事現場や倉庫以外なーんにもない。

タクシーも全く通らず、路線バスも1時間に一本しかない。

雨が激しくなり、50代女子は泣きそうになったところで(笑)、奇跡的に空車タクシーが1台やってきたのです。よかった……。

そのタクシーに飛び乗って最寄り駅まで行って新宿へ移動。
新宿までの移動中に特急券スマホで予約し、茅野行きの特急あずさに乗れたのでした。

現地では順調にドライブ観光

結局Nさんに迎えにきてもらい、顛末を話したらNさんは大笑い。

そこからは順調にドライブ観光を楽しませてもらいました。

養命酒製造がプロデュースする食の複合施設「くらすわ諏訪本店」。

この建物の最上階のテラスからは、こんな諏訪湖の美しい風景が広がっていて。

諏訪大社秋宮。

次は諏訪大社へ。諏訪湖を囲むように4つの社殿があり、そのうちの2つに連れて行ってくれました。

まずは「下社秋宮」へ。

太い大きなしめ縄が秋宮の特徴。

下社春宮へ移動。

春宮はしめ縄が少し控えめ。どことなく違う雰囲気。

諏訪大社の7年ごとの祭事で、山から切り出して立てる「御柱(おんばしら)」。

万治の石仏

この春宮の奥にある「万治の石仏」で願かけもしてきました。
正面で一礼し、手をあわせて願い事をしてから時計回りに3週歩き、またご挨拶をすると、願い事や悩み事が解決するそうで。

お願いします!欲深いフードライターの悩みを叶えてくださいませ。

諏訪湖のビューポイントへ

最後に諏訪湖のビューポイント、「立石公園」にも寄ってくれました。標高934メートル、展望テラスからの諏訪湖の絶景は見事で。

東京も、この日の午前中の諏訪も悪天候でしたが、ちょうど青空が見えてきて、幻想的な風景が楽しめました。

なかなかのスタートでしたが、美しい景色と諏訪大社の神聖な雰囲気にたっぷり癒されたのでした。

次は旅のメインイベントでもあるこの日のディナーの話を書きます。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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