フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

保存版!浅野流・国内出張をできるだけ快適にこなす方法(ホテルと追加メモ編)

シリーズで書いてきた「チケット予約・座席編」「荷造り・持ち物編」に続いて今日は「ホテル」編&さらに追加お役立ち情報です。

言うまでもないが、できるだけポイント付きのホテル予約サイトから取るとお得

私よりずっと出張慣れしている、「達人」のみなさまは何をいまさら…と思うかもしれませんが、意外と「素でホテルのウェブサイトからそのまま予約している」という人、多いのです。気に入った全国チェーンがあって、毎回そのホテルのポイントを貯めているのならいいですが、「じゃらんnet」や「オズモール」、「エクスペディア」などホテル予約専用のサイトから探して予約したほうが地味にポイントがたまります。

土地勘がない場所は、何を基準にホテルを決めればいいのか?

「駅近」「繁華街に近い」など、それぞれホテルが打ち出すよい点があり、値段も変わらなかったりしてどのホテルにすればいいのか、決めきれないときがあります。そういうときは、上のホテル検索サイトの口コミも参考になりますが、細かすぎて読みきれない。

迷ったときは、世界最大の旅の口コミサイト「TripAdvisor (トリップアドバイザー)」が便利です。「岡山 ホテル  無料wifi  0.5km圏内」など条件を入れ、出てきたランキングを上位から見て、自分の予算が合うところに決め、上記のじゃらんやほかの予約サイトの値段と比較し、一番安いところに決めるとよいです。

ただし「TripAdvisor (トリップアドバイザー)」のランキングは「海外からの観光客の視点も入っている」ということを念頭においてください。ホテル以外にも「岡山 観光スポット」などいろいろなランキングが調べられますが、海外の人が素晴らしい、と思うことと、日本人の感覚があまり合致しない場合もあります。

たとえば、海外の人は結構カプセルホテルが好きで(未来的で面白い!と感じるらしい)、予算があるのにあえてカプセルホテルに泊まる人もいます。

出張には「ベッドが大きくて高品質なホテル」を絶対選びたい

ホテルの部屋

私が個人的に絶対こだわっているポイント…それはそのホテルの「ベッドへのこだわり」です。シングルルームでもセミダブルサイズの大きなベッド、そしてうちは「◯◯(有名メーカー)の高品質マットレスが自慢です!ゆっくりおくつろぎください」なんてPRしているホテルだと、即決してしまいます。

出張って、準備や移動で本当に疲れるんですよね。そこに、ぐっすり安眠できる高品質のベッドがあるかどうかで、本当に翌日の体調が変わります。一度、個人取材で宿泊費を抑えたいために、ベッドのスプリングがベコベコの部屋に決めてしまい…懲りました(*´Д`)

私がベッドが快適で、ロケーションもセキュリティ管理も女性の出張に安全だなーと思ったのが「コンフォートホテル」と「サンルートホテル」です。どちらもチェーンなので、主要都市にはあって便利ですよ\(^0^)/

勝間和代さんが一押ししていた「スーパーホテル」にも泊まってみたいんですが…地方では結構ターミナル駅から離れている場合が多いんですよね。ベッドにこだわっていて、温泉付きなんて最高なんですが。

朝食付きか、素泊まりか?

ホテルの朝食

好みが分かれますが、朝食をつけると、素泊まりに比べてどうしても1000円〜1500円は料金が上がってしまうので、私はなしでいいんじゃないかと思うタイプです。

たいてい泊まった翌日も忙しいので、前日にコンビニかスーパーでおにぎりと野菜ジュースを買っておいて、出る支度が終わった後、テレビで天気予報を見たり、その日のスケジュール確認をしながら食べるのがラクだったり…

そのほかホテル以外のお役立ち情報①:方角が弱い人は「スマホバッテリー」必須

私はおそろしく新しい場所を探したり、方角の検討をつけるのが苦手で…でもプロとして「場所がわからず遅刻しました」は絶対にやってはいけない(やってもいいが次の仕事は回ってこない)ので、スマホGoogle Mapsが出たとき、涙が出るほと感動しました。

この方角音痴の私が、どんな新しい場所でもほぼ100%たどりつけるのです!しかしこのアプリの難点は、おそろしくバッテリーの消耗が早いこと。充電100%の状態で家を出ても、到着駅からGoogle Mapsを見つつ5分あるくだけで「バッテリー残量 67%」とかになってたりするのでギョッとします。

モバイルバッテリー

出張先だとなかなかすぐ充電ができないので、ポータブルのスマホ用バッテリーは、重くても絶対持ち歩いた方がいいです!

そのほかホテル以外のお役立ち情報②:Kindle、出張のお供にいいですよ

kindle paperwhite

私は5年越しのKindle愛用者です。普段の都内の移動でも便利ですが、出張のときに数千冊持ち運べて軽量なKindleは最高です\(^0^)/ 揺れる新幹線、せまい飛行機座席のときでも読みやすいです。Kindleは充電が早く、そしてバッテリー持ちがとても良いので1泊なら結構読んでも充電器不要です。 (こちらの過去記事もどうぞ→「Kindle使用歴5年目突入!公の場でマンガを読みたい“中年女子”には必須の道具」)

そのほかホテル以外のお役立ち情報②:夕方の超ラッシュ時以外は、「羽田空港へはバス」が一番快適

バスの座席

羽田は昔からあるモノレールのほか、京急線など電車で便利に行けますが、意外と「羽田空港行き直行バス」も片道1000円程度で出ているので、可能な限り使うのをおすすめします。これもほぼ座れず混雑している電車より、確実にスペースが広く、体力温存できます。

Google Mapsで調べると、羽田空港までのルートが出てきますが、もし「バス」が含まれていたらバスを選ぶのがおすすめ。

*荷物作り、ホテル、乗り物、出張の組み立ては技の連続*

「出張でどこどこ行ってきた」と言うと、「えー、楽しそう!」って反応が多いですが、こうして書いてみると準備だけで結構大変!でも慣れてきて、型が決まってくるとスムーズだし楽。ぜひどれが実行して、よりラクで快適な出張に、行ってきてください!