フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【青森観光】平成の大発見で世界遺産「三内丸山遺跡」で日本人の食のルーツを見てきた

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

8月の夏休みの函館・青森の食べ歩き旅行のメモです。

速報は現地からアップしましたが、訪れた場所をあらためて詳しくレポートしています。

函館から青森に移動、世界遺産認定の「三内丸山遺跡」に行った話。日本人の食のルーツを見てきて面白かったです。

一つ前の記事:【函館グルメ】実は隠れたスイーツ好き観光スポット?!大沼国定公園の人気スイーツ2選

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青森駅から車で10分ちょっとで行ける世界遺産

今回から青森旅編です。

函館に4泊5日しましたが、1日だけ日帰りで青森に行きました。青函トンネルを通る新幹線の開通で函館から日帰りで青森に行けるのです。便利な世の中です。

朝一で函館駅を出発し、特急と新幹線を乗り継いで1時間20分でJR青森駅へ。

JR青森駅構内にはねぶたの飾りがいっぱい

青森はいろいろ見どころはありますが、約半日しかない滞在。今回はまず世界遺産三内丸山遺跡」に行きました。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つが三内丸山遺跡

北海道と東北には縄文人が生活していた痕跡が点在していて、その遺跡群がまとまって世界遺産認定されています。

その一つが「三内(さんない)丸山遺跡」。

5000年前前後の縄文人の住居跡や土器などが多数見つかっているのがこちら。

小5娘の社会科見学になれば、と行きましたが大人もかなり楽しめました。

まさに青空ミュージアム

最初に場所全体を表す模型があり、トンネルを歩いてくぐり、外に出ます。すると……

わーっと原っぱが目の前に開けていて、当時の縄文人たちの住居が復元され、ポツポツ経っているのです。幻想的!

いろんなタイプの住居があり、いくつかは実際に中に入ることができます。

ちょっと躊躇する小学生女子。

中はこんな。身長162㎝のわたしにはめちゃせまい!雨風をしのげるとは言え、現代人が「家」として考えると本当にきゅうくつです。

こんな高床式タイプの住居もありました。これは床が濡れずに快適だったのでしょう。

左は集会所(と予測される大きな住居)と、右の三内丸山遺跡のシンボル。櫓であっただろうということですが、実際の用途はまだ解明されていない。

ミステリアスですねー。一応写真撮りました(笑)。

発掘調査中の場所もいくつもありました。穴の大きさ・深さなどから建っていたいた建物の全容を推測し、復元するのだそう。気の遠くなるような作業です。

これは貝塚。魚の骨、貝殻などからごみ捨て場だったと推測。

館内のミュージアム

屋内にも展示品があります。

三内丸山遺跡から出土した土器。

釣りをしたり、家族の団欒をしながら食べ物や家財道具の仕込みをする様子も。上の土器で煮たり焼いたりしていたのでしょう。まさに古代の日本人の食のルーツですね。

2002年日韓W杯会場予定のサッカー場新設を中止して発掘を英断した奇跡

ところでこちら、今でこそ世界遺産認定された歴史的史跡ですが、1992年の発掘開始前は、来たる10年後の2002年日韓W杯会場サッカーグラウンドを建設予定だったそうで。

でも遺跡っぽいものがちらほら出てくるし、ここヤバいぞ、サッカーグラウンド作るよりちゃんと調べた方がいいじゃないかという気運が高まっていたのでしょう。

県の税金や予算をどっちに使うか、めちゃくちゃ議論が分かれて、でも遺跡を調べてみよう!と英断した当時の知事はすごい!(さんまるミュージアムに当時の資料が残っていて、感動しました)。

縄文のお茶がおいしすぎた

ミュージアムの最後はおみやげショップになっていて、結構にぎわっていました。

試飲させてもらった「縄文のまほろば茶」。これがまあ、おいしくて!深煎り玄米茶、というような深い味で美味。思わず1袋買っちゃったのです。寝起きに足がつりやすい人いいいということで、楽しみです。

次の記事では、青森駅周辺で食べたグルメを紹介します。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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