食の取材歴19年のフードライター。食のトレンドや仕事メモを書いてます。イタリアンと魚が特に好き。

ドイツ南部へワイン取材、ワイン三昧の日々

一週間、仕事でドイツに行っていました! 回ったのは、空港のあるフランクフルトから車で3時間くらいの
ワインの産地、ファルツやラインガウ地方など…
日本で言えば「長野・山梨」あたりだろうか。
どこも、さんさんと太陽が輝き、緑がいっぱいの素敵な場所ばかりだった。

しかし。
今回の旅の一番の難所は
私以外は全員「欧米人のフード&ワインライター10人との旅」だったこと!
アメリカやイギリス、スウェーデンなどから来た食のジャーナリストたちと
フランクフルトで集合した後、
一緒に各地の有名ワイナリーを回り、1週間寝食を共にした。
ワインも朝から晩までたぶん全部で100本くらい試飲して、
飲んで食べ、意見を言い合い、ワインだけでなく、
お互いの食文化などについてひたすら議論・・・

欧米人は大の議論好き。英語で言えば常に「Talkative(おしゃべり)」である。食べ物でも、お酒でも、映画でも人生でも、何の話題でもとことんまで
話し合うのが大好きなのだ。

日本の食文化もすごく詳しくて、
「ヨーコ、手巻き寿司って、どうやって作るの?
どんなオケージョンで食べるの?(日本語でいう「シチュエーション」に近い)」
「日本人って包丁には特別のスピリッツを込めてるのよね?ヨーコの選ぶ基準は?」
(これ、英語で答えるの???うーん)
と日夜いろんな人が非常にあいまいな事柄について深く意見を求めてくるので、 大変だった・・・。

アジア人は私だけなので、みんなもわかっていて、別にペラペラの
流れるように早い英語を話す必要はまったくない。

ただ、NGなのは「あー、えーっと」とどもること、
それと「あー、グラス!マイセルフ!ジャーマンワイン!」と「単語」だけを
英語で発信しようとすること。

「Yesterday, I drunk too much wine (昨日は飲み過ぎました)」

「In Japan, we love Italian and French, too(日本でもイタリア料理やフレンチは人気です)」
これだけでもゆっくり、フルセンテンスで言えば、彼らは十分わかってくれるし「仲間」扱いしてくれる。

とにかく意見を求められたら「フルセンテンス!」と思ってがんばてみたが・・・
これは時差ボケの頭には結構キます。

ドイツワインは辛口から甘口までかなり幅広く試したが、おいしかった!!
95%が白ワイン。しかも甘口だけでなく、辛口の方が多いのです。
ドイツワインはフランスなどほかの生産国と違って、
ぶどうの「(熟し度合による)糖度」で種類がはっきり区別されている。

私が好きだったのは「シュペートレーゼ」というとてもまろやかでフルーティーな辛口と、
「ベーレンアウスレーゼ」という黄色っぽい色の、
とろりとしたやや甘めのデザートワイン。
それよりもっと甘い、
「トロッケンベーレンアウスレーゼ」という「超ド級」の高級ワインもあり、
それはそれでとても素晴らしい味なのだけど、すしの「大トロ」より「中トロ」の方が案外好きな人が多いように
私はこっちの方がおすすめ。

日本でワインを買う時も、必ず裏に表示されているので見てみてください。

全員で、地元の人気レストランでシェフの料理講習なんかも
受けたりした。
最後は全員で、これからも連絡を取り合おうと約束し、
一人ひとりとハグして別れた。
3X歳の、忘れられない初夏の思い出です。

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