フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

ワシントンの食べもの②

ワシントンDCからタクシーで30分、 隣のバージニア州にある観光名所「マウント・バーノン」へ。 アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンが60年住んだ私邸。いまは博物館になっています。

広大な敷地に畑や牧場もある。 裏庭からはワシントンの大河・ポトマック川が目の前に望めて、本当にきれいです。

その後、フードコートでランチを食べる。 中華コーナーで買った 味の濃ーい「ハニーBBQチキン」と野菜いため、エビのソテー。 おいしそうに見えますが…おいしくないです(笑)

アメリカの人って、なんでブロッコリー下ゆでしないの? 生に近いブロッコリーを、自分の歯でゴリゴリ噛み砕くのは ものすごく悲しい。 噂のホテルの高カロリー朝食セット。

素揚げしたポテトをさらにバターと玉ねぎで 炒めた「ホームフライ」に卵、ベーコン揚げ焼きは必ず。 卵は何も言わないと一人2個を使われるので、 卵1個をトマトのスライスに変えてもらった。

夜、同じ取材メンバーの皆様と行った 地元で評判のオーガニックレストラン。
「霜ふりポークの揚げねぎ添え、TONKATSU(とんかつ)ソースと」という わかりそうで理解不能なメインディッシュ。 ただ蒸した豚肉にウスターソースとケチャップをかけてあっただけのような。 ワタクシ、赤ワイン2杯ですでにホロ酔いでして、店の中も暗く よくわかりませんでした。

ユニオンステーション(いわばワシントンの「東京駅」)の フードコートで食べた夕食のインド風チキンカレー、ナンつき。 米はパサパサだったけど、カレーはマイルドな辛さでおいしかった。
このフードコート、 実は私、大学3年でピッツバーグの大学に短期留学をしたときに 来たことがあった。 あの頃は、アメリカで見るものなんでも、東京より洗練されてみえたけど、 すっかり感動が薄れてしまった。
大人になるってちょっとさみしいなぁ。