フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]じーめーる.comへ

とうもろこしタウン、ミズーリにて・・・火鍋?

前回「とうもろこしタウン」と書いたのに、 全然そのことについて書いてなかった。

移動中、窓から撮影。両脇はぜーんぶ、 360度真っ平のとうもろこし畑。 アメリカ大陸のほぼ真ん中にあるここミズーリ州や となりのイリノイ州は広大な穀倉地帯です。 とうもろこし以外にも、大豆や小麦なんかも有名。

現地のアメリカ人コーディネーターさんに アポの途中、連れて行ってもらったベーカリーカフェでランチ。 「チーズとナッツのリーフサラダ、フルーツ添え、パンつき」。
日本で暮らしている人がこれを見たら 「うわ、すんごいボリューム」「チーズたっぷりだなぁ」と 思うでしょうが、アメリカではこれは最高にヘルシーなランチなのだ。

これを頼むとまわりの人に 「それだけ?」とか 「Are you on diet now?(ダイエット中?)」 と聞かれてしまう。 ベビーリーフのような柔らかいリーフサラダに、チーズ、 オリーブオイルと酢のビネグレットソース(フレンチドレッシング)が かかり、炒ったピーカンナッツクランベリーのドライフルーツが 「ふんだんに」入っている。
ねぇ、ナッツとドライフルーツたっぷりの時点で オーバーカロリーですぞ(笑) でもパンはもっちり、かりっとしておいしい~!! さすが穀倉地帯だからでしょうか。

夜は、地元アメリカ人の家庭に招かれる予定と言われていた。 しかし、待ち合わせした場所に行くと 真っ赤なBMに乗った、巻き髪くるんくるんの 美しいチャイニーズアメリカン姉ちゃんがカッコよく現れる。 ネイティブとほとんど変わらないすばらしい英語で 「さあ、私の友達の家で火鍋パーティーよ!!」と言われ・・・

なぜか、地元の街セント・ルイス在住のリッチ&インテリな 中国人ソサエティ(全員独身)のホームパーティーで 火鍋をいただくことになった。 写真は美形チャイニーズガール本人。 わざとブレた写真にしてますが、 ほんとキレイで華やかな人でした。

ちなみに、火鍋とは今東京でも 流行っている「中国風しゃぶしゃぶ」のこと。 中華スープを大鍋にグラグラ沸かし、 牛薄切り肉やいか・えび、白菜、えのき、 お餅などをさっとくぐらせて、 からーいピーナッツソースのようなタレにつけて食べる料理。
連日、ハンバーガーとクッキーのアメリカ流「粉モノ」メニューが そろそろ限界だった身には、 複雑な甘辛味のなべに全身がシビレました。 おいしかったー!!
ああ、私ってアジア人なんだなと実感する。

翌朝、6時半にチェックアウトし、日の出を見ながら 5時間飛行機に乗ってサンフランシスコに移動する。 また書きまーす。