前回「とうもろこしタウン」と書いたのに、 全然そのことについて書いてなかった。
移動中、窓から撮影。両脇はぜーんぶ、 360度真っ平のとうもろこし畑。 アメリカ大陸のほぼ真ん中にあるここミズーリ州や となりのイリノイ州は広大な穀倉地帯です。 とうもろこし以外にも、大豆や小麦なんかも有名。
現地のアメリカ人コーディネーターさんに
アポの途中、連れて行ってもらったベーカリーカフェでランチ。
「チーズとナッツのリーフサラダ、フルーツ添え、パンつき」。
日本で暮らしている人がこれを見たら
「うわ、すんごいボリューム」「チーズたっぷりだなぁ」と
思うでしょうが、アメリカではこれは最高にヘルシーなランチなのだ。
これを頼むとまわりの人に
「それだけ?」とか
「Are you on diet now?(ダイエット中?)」
と聞かれてしまう。
ベビーリーフのような柔らかいリーフサラダに、チーズ、
オリーブオイルと酢のビネグレットソース(フレンチドレッシング)が
かかり、炒ったピーカンナッツとクランベリーのドライフルーツが
「ふんだんに」入っている。
ねぇ、ナッツとドライフルーツたっぷりの時点で
オーバーカロリーですぞ(笑)
でもパンはもっちり、かりっとしておいしい~!!
さすが穀倉地帯だからでしょうか。
夜は、地元アメリカ人の家庭に招かれる予定と言われていた。 しかし、待ち合わせした場所に行くと 真っ赤なBMに乗った、巻き髪くるんくるんの 美しいチャイニーズアメリカン姉ちゃんがカッコよく現れる。 ネイティブとほとんど変わらないすばらしい英語で 「さあ、私の友達の家で火鍋パーティーよ!!」と言われ・・・
なぜか、地元の街セント・ルイス在住のリッチ&インテリな 中国人ソサエティ(全員独身)のホームパーティーで 火鍋をいただくことになった。 写真は美形チャイニーズガール本人。 わざとブレた写真にしてますが、 ほんとキレイで華やかな人でした。
ちなみに、火鍋とは今東京でも
流行っている「中国風しゃぶしゃぶ」のこと。
中華スープを大鍋にグラグラ沸かし、
牛薄切り肉やいか・えび、白菜、えのき、
お餅などをさっとくぐらせて、
からーいピーナッツソースのようなタレにつけて食べる料理。
連日、ハンバーガーとクッキーのアメリカ流「粉モノ」メニューが
そろそろ限界だった身には、
複雑な甘辛味のなべに全身がシビレました。
おいしかったー!!
ああ、私ってアジア人なんだなと実感する。
翌朝、6時半にチェックアウトし、日の出を見ながら 5時間飛行機に乗ってサンフランシスコに移動する。 また書きまーす。