こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
6月のAmazonのセールで、ずっとほしかったルンバとブラーバを贅沢に両方一気に買ってしまいました。
掃除が苦手な人や忙しい人は、きっと気になっていると思うこの2機種。
両方使ってみた感想をまとめます。
私は毎日料理をするので、当然キッチンがとても汚れやすいです。
同じように、自炊派で購入を迷っている人は参考にしてみてください。
ルンバは「ごみやほこりを勝手に吸い込んでくれる道具」
まず、ルンバはこういう円盤型の大きいロボットで、「床のごみやほこりを自動で探して吸い込んでくれる道具」です。
この機種はルンバ961で、税込55,000円ほどですが、Amazonの半期にいっぺんのセールで4万円弱ほどで買いました。
いろんな型番が出ていますが、最新型は20万円もする高価なタイプもあります。
我が家ではルンバはこれで2台目。
1台目は15年前くらいに購入し、そこまで頻繁には活用しなかったものの10年弱くらいで壊れたので、値段わる年数で、自分がこれなら出せるかなという基準で購入しました。
4万円投資して10年で壊れるとしたら1年あたり4000円、月額で300円強。
道具自体はとても優秀なので、毎月300円で文句を言わず掃除してくれるロボットと考えれば、十分なのではと。
ルンバの特徴「家中の床がそこそこきれいになる、しかし音はうるさい」
ルンバは4時間くらい充電すると勝手に動き出し、家の形状を把握しながらグニグニ縦横無尽に動いて細かいごみ(食べかすなど)、ほこり、髪の毛を吸い込みます。
ロボットなので、階段や玄関のたたきなど、段差があるところでも感知して落ちません。
そして少々の段差なら乗り越えて移動できます(この感知能力は高額な最新機種でも同じ)。
初代のルンバが壊れてから数年、買い換えるのに躊躇してコードレスの掃除機(マキタ)とクイックルワイパーで手動掃除をやっていました。
慣れちゃうとそれでいいや、と思うのですが、やっぱり再びルンバを使うと、この「勝手に掃除をやっておいてくれる」便利さは強烈です。
デメリットは、かなり音がうるさいこと(普通の掃除機よりも音が大きい)、そしてロボットなのでどうしても汚れの取りこぼしがあること。
うるさいので「同じ部屋でルンバを稼働中にテレビを見る」のは困難ですが、不在中に稼働させておいて、帰宅するとざっくりきれいになっている、のは結構嬉しい。
「掃除好きじゃないけれど、サボっているうちに家が汚れてきてイライラする」人にはぴったりです。
ブラーバは「拭き掃除をしてくれる道具」
そして、今回初めて購入したのがこのブラーバです。
機種はブラーバジェット240。
こちらのAmazonセールで30,000円ちょっとを1万円オフくらいで買いました。
ブラーバはルンバの次に出た後発の商品で、得意技は「拭き掃除」。
バッテリー部分を先に充電しておいて、こうしたモップのようなパーツ(右)をはめて使います。
ルンバのように、勝手に家の中を検知して縦横無尽に動いて掃除しますが、ブラーバと違ってごみは吸い込みません。ふくだけ。
ちょっとわかりづらいですが、ブラーバがグニグニ動くのに対して、ブラーバはすーっと、お坊さんがお寺で雑巾がけをしているようにまっすぐ動きます。
そして静か。
キッチンのシンク下の、こうした溝部分もすーっと掃除してくれるのはありがたい。
料理好きがルンバとブラーバどっちを買うべきかの解答
そして今回のテーマ「料理好きでルンバとブラーバ、どっちを買うか迷っている人の解決策」ですが、どっちか一つならやっぱりルンバなのではと。
床全面をぞうきんがけしてくれると本当に快適ではありますが、やっぱりごみがなくならないと掃除は始まらないわけで……ブラーバだけだと、お菓子のかけらなどをずーっと引きずっとままふくことになります。
しかしながら、安易で恐縮ですが、料理好きにとってのベストは2台どちらも買うこと。
ごみを全部きれいに取り払っても、キッチンには油や水気がどうしても落ちて、雑巾がけ、したくなるんですよねー。
いつかしようしようと思っているうちにすぐ1カ月たち、3カ月たち……と時間がすぎさってモヤモヤ。
ずっと抱えているストレスを、ブラーバさんが一瞬で「スーッ」と通りすぎながら解決するのを見るのは本当に小気味良いです。
次のAmazonセールは12月。
または家電量販店のポイントがたまったときなど、ちょっとお安く買えそうなときにルンバとブラーバ、両方仲間にしておけば、毎日かなり精神的に楽に過ごせると思います。