フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

冷蔵庫が8年目で突然壊れて買い換えた話

冷蔵庫がある日突然冷えなくなり、新調した話です。冷蔵庫の耐久年数は7〜15年だそうで、しょっちゅうは起きないけれど、どの家にも必ずその日はやってきます。そのときに役に立つ(であろう)情報をまとめます。

8年で壊れた我が家の冷蔵庫

冷蔵庫

これが購入8年目で壊れた我が家の冷蔵庫です。ある日突然、夫と「なんか冷蔵庫の冷えが弱くない?」という話になり、どんなに「パワー急冷」のようなボタンを押しても冷えなくなり…

せっかく1日2000円の「クリアファイル家計簿」を始めたばかりだというのに(こちらの記事)、また数十万の大型出費が出ると思うと軽くショック状態に。

家電店

出費がいやでも、冷蔵庫が壊れちゃうと生活が立ちゆかなくなります。冬なので少々は「まだ大丈夫だよね?」というゴネ期間があってもOKでしたが、2日後にあきらめて家電店に(写真はイメージ)。行ったのは地元の某大型家電チェーン店です。

家電店のお兄さんに「8年だとちょっと早めだけど、平均7〜15年ですからね」と言われてそうか…と。

ちなみに新しい冷蔵庫を買いに行く前には、いまの冷蔵庫の取扱説明書をひっぱり出して、必ず「容量」を確認してから行くとよいです。たくさんの新機種から選ぶ際「最低でも(いまの)420L以上あればいい」、と明確な自分基準が一つできるからです。

売り場で見たイメージに惑わされないのが大事!

「今回15万円くらいの出費かな?」と覚悟して行ったら、冷蔵庫売り場では30万円台!の新機種がずらりと並んでいてボー然。冷蔵庫ばかり並んでいる売り場では、高いものの方が便利で容量も巨大で、そりゃあよく見えてくる。予算15万だったはずが、どんどん自分の中の値段基準が上がっていき…(笑)

しかし40分くらい見ていると、目が慣れて候補もしぼられてきました。最終的に3つにして、サイズをメモしてすぐ自転車で自宅に戻って(地元の店ならでは)我が家のスペースに入るか、しっかりイメージ。

家に戻って冷静に考えると、売り場では容量が少なく見えた商品でも、いま使っている旧機種からするとじゅーぶん大きくなるわけです。

最新の冷蔵庫はおしゃれなベージュや、モダンな色がそろっているので、わが家のキッチンのほかのインテリアの色とも合わせて、一つに決めました。こういうとき、パーソナルカラーを少し知っていると決断が早くなります。くわしくはこちらの記事に↓↓

[blogcard url="https://asanoyoko.com/memo/spending-on-clothes"]

新品の冷蔵庫は注文してから数日かかる(のを見越す)

ということで、買う商品が決定したので、自転車でもう一度お店に行くと、なんと今日すぐ注文しても、配送まで一週間はかかるとのこと!真夏だったら一体どうしたんだろう…

なので、冷蔵庫が突然壊れちゃったら、頭を切り替えてなるべく早く「下見」には行った方がいいです。冷蔵庫担当のお兄さんの名刺でももらっておけば、電話で仮おさえしてもらうなど、早め対応ができるので。

到着の一週間までは、2台目のサブ冷蔵庫を買ってしのいだ

真冬だったとはいえ、いまの壊れかかった冷蔵庫はどんどん冷えなくなり、納豆や卵、牛乳などどうにもならない食材が出てきました。そのためダブル出費にはなりましたが、わが家は前から検討していた「サブ冷蔵庫」の購入を決断!

小型冷蔵庫

ビジネスホテルにあるタイプの、飲み物専用の小型冷蔵庫です。こんな木目調のものもあるんですよ!リビングにおきました。2台目の冷蔵庫、贅沢ですがなぜ今回買ったのかと言うと…

わが家のキッチンのコンロは、冷蔵庫と向かい合わせにあります。私が料理中に夫が冷蔵庫に飲み物を取りに来て、夫婦ともに大柄なので背中がぶつかり、何度も中断されるのが昔からほんっとーーーにストレスで。でもこれが来てからは夫婦に笑顔が戻りました(笑)

Amazonで買いました。冷蔵庫が壊れた瞬間、この小型冷蔵庫はAmazonで翌日配送可なのを調べ済みだったので、「到着まで1週間」と言われても余裕でした。大きなダンボールで来て、電源コードをコンセントに刺すだけです。

ちなみにこれは「冷凍室がない」タイプ。メイン方の冷蔵庫を買った家電店のお兄さんに、先にいい情報を聞いたのです。小型冷蔵庫の「冷凍室」は温度に限界があり、水道水で作った氷しか冷やせないと!アイスクリームや市販のロックアイスは、長時間入れると溶けちゃうと教えてもらいました。

夫はロックアイスが大好きなので、Amazonで買う前に聞けてよかった!ネットも便利だけど、こういう生きた情報を聞けるとリアルな店舗での買い物は、商品以上の価値がありますよね!

最終購入する前に、価格コムで値段を調べてスクショを撮っておく

ちなみにメインの冷蔵庫の話に戻って…家電売り場では「お値段ご相談にのります」と値段交渉できることを提示していますが、その「安くした値段」もあいまいで、幅があります。

そのとき「価格コム」で調べておけば欲しい機種の、他店の値段一覧を見せて交渉できるわけです。

スマホでチェック

PCで調べて画面を印刷してもいいし、スマホでその画面ごとスクリーンショットで撮影しておくとさらに便利(日々変動するので、買う当日の画面)

価格コムをブックマークしておいてもいいんですが、なぜか交渉とか大事な場面で、スマホのネットがつながらなくなることってよくあるんですよねー。

最安値なのはネットの店舗。でも家電店は人件費などがかかる実店舗なので「ネットと同じ値段にはできない」とは言ってきます。でもビックカメラで検討中のお客さんが、ヨドバシカメラに逃げても困るので「通常5年保証のところ、追加料金なしで10年保証に延長しますよ」といった提案をしてきます。これぞ交渉した甲斐、ありますよね?

そしてわが家にやってきた新・ベジータ

VEGETA

そして1週間後、我が家にやってきたのはこれ。「VEGETA(ベジータ)GR-M460FW-ZW(クリアシェルホワイト)」。サイズはあらかじめて測ってあるのでぴーったりです。もう一色あり、冷蔵庫単体ではベージュの方がおしゃれだけど、こっちの方がうちのキッチンにはなじむ(扉の黒いシールは後日取れました)

冷蔵庫の中

ピッカピカで嬉しくなります。そして広い!前の冷蔵庫の容量420Lから462Lに、2Lペットボトル21本分も増えたのでものすごく広がった感じがします。

あとベジータは「野菜室が真ん中」なのが本当に使いやすいです。料理で野菜って毎日使うのに、なぜ冷凍庫より低い位置に、かがんで取り出さなきゃいけないんだろうって毎日思ってたので…

ちなみに野菜室が真ん中の機種は、SHARPからも出ていて、容量の大きさに対してはSHARPの方がコスパがよかったのですが、野菜室自体は小さかった(冷凍室を広げたためだそう)。なので東芝にしました。

*かなり長文になりましたが、ポイントまとめ*

冷蔵庫が壊れたら、やることは ・ほんとに壊れたか様子は見つつも、早めに下見に行く ・現冷蔵庫の容量が何リットルかだけ取説で把握しておく ・単品の美しさや機能だけで見ず、わが家に来たときの大きさ&色を要確認 ・買う前に価格コムで今日の最安値をスクショしてから店に行く (・野菜好きにはベジータおすすめ」)

ですね!あと我が家のように「冷蔵庫背中合わせ問題」でイライラしている夫婦は、サブ冷蔵庫おすすめです(笑)