フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

変わりゆく虎ノ門の中で、昔ながらの天ぷら店「逢坂」

逢坂外観

久々、ミーティングで虎ノ門に行ってきました。

ミーティングが11:45くらいに終わり、「もうギリギリで並んでて入れないかな?」と思いつつ、

走って11:52くらいにお店に着いたら、外に人はいなくてすぐ入れた。 虎ノ門で人気の天ぷら店「逢坂(おうさか)」さんです。

逢坂2

「天ぷら定食1500円(税込)」を注文。

最初にサラダ、香の物、天つゆが出てきます。

逢坂1

ビジネス街のランチのごはんは、女性は絶対減らした方がいい(というのを忘れていた・泣)。

ごはんも来て、揚げたての天ぷらがえびから、順々に提供されます。

いつもだったらごはんは最初から「少なめ」で頼むか、よそわれた後、 手をつけずにすぐ「この8割くらいに減らしてもらえますか?」とお願いするのに、

この日はとてもおなかが空いていて、そのまま食べてしまった…これ、結構痛手(>_<)

逢坂えび2

次々に来る天ぷら。

えびの次にきす、

野菜やかき揚げもいくつかきて、

逢坂さつまいも

さつまいも、

逢坂えび4

えび(再び)、しし唐、と、どんどん揚げたてを目の前に置かれます。

調子に乗って一緒に白いごはんをもりもり食べると、私の場合

後で急激な胃痛に苦しむことに…「酒は強いが、胃が案外弱い」(←フードライターや食の編集者に意外と多い)

でも天ぷら自体はからり、さくさく。家ではこうはいかない仕上がり。

家で揚げたてをどんなにすばやく出しても、こういう軽〜い食感にならないんですよねー。

ただ、天つゆは甘さの少ない、辛口です。

虎ノ門2

変わりゆく虎ノ門の街を散策。

少し腹ごなしで虎ノ門の街を散策。虎ノ門は、会社員だった20代の数年を熱く濃く過ごした街です。

よく働いて、お給料と時間を注ぎ込んで、よく食べ歩いたなー。

あれから15年、街が本当に変わったなーと思う。

虎ノ門1

虎ノ門ヒルズができて、大きな道路がどーんと通って。

懐かしい気分に浸りました。