フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

家で作るおでん(鶏団子入り)

前回の記事の続きです。阿佐ヶ谷パールセンターからの帰り、「夕飯を何にしよう」と探しながら歩いていたら、おでん屋さんを見つけました。パールセンターの中ほど、「蒲重蒲鉾店」というお店。
できたての完成したおでんも売っているのだけど、家で自分で作りたかったので、ここでさつま揚げやはんぺん、ちくわぶ、大根などのおでん種を10種類くらい買い、家でおでんを仕上げました。

141208_2
■買ったおでん種と一緒に、鶏ひき肉で作った自家製鶏団子を入れて煮込んだら、まーーーおいしいことヽ(´▽`)/ スープに魚介と鶏、両方のだし汁が合わさって。おつまみじゃなくてごはんにぴったりの汁物おかず、というより、これはもうごちそう\(^0^)/ふーふー言いながら食べたら体も温まって、冬だよ冬ー。
あと思いつきで、小ねぎの小口切りをちらしたらこれもまた最高。優しいマイルドな味のおでんに、ぴりっとねぎの辛味がよいアクセントになり。
大きい鍋でたっぷり作ったのに、あまりのおいしさに夫と二人で2日くらいであっという間に食べきってしまいました(^-^;

■今回わかったこと。
ひと手間加わるけど鶏団子を作って入れた方がいい(仕上がりのおいしさが倍増以上)。
小ねぎをトッピングした方がいい。
売っていたら、「大根」もおでん種で買った方がいい
おでんは、大根を煮るのがいっちばん時間がかかるのです。厚切りなので、味がじんわりしみ込んでいる「おでんの大根」になるまで結構大変。あらかじめ煮こんである市販のおでん種を買ってくれば、鶏団子を作って入れても、わりとすぐできあがります。



■ロワールのこの白ワインと合わせたらまたぴったりで。適度な酸味と甘味がおでんを引き立てること…飲み過ぎで困った(^-^;(画像クリックで楽天サイトへ飛びます)
おでんは、鶏団子のレシピ付きで書いておいたので、ぜひ作ってみてください\(^0^)/

141208_3
「家で作るおでん(鶏団子入り)」
《材料 4人分》
好みのおでん種 10種類くらい(大きいもの、長さのあるものは食べやすく切る)
(必ず「大根」も含む)
こんにゃく(あく抜きずみ) 1枚
卵 4個
小ねぎ 10cmくらい(小口切りに)

○鶏団子
鶏ひき肉(もも) 300g
酒 大さじ1
しょうが汁 1片分(皮ごとすりおろし、しぼる)
砂糖・塩・片栗粉 各ひとつまみ

だし汁(市販のおでんだし1パック+水1.5L+酒大さじ3+塩・みりん各少々)
昆布(20cm長さのもの) 1枚

◆半熟ゆで卵を作る。卵を水から入れ、沸騰したら3分ゆでてすぐ水に取り、殻全体にひびを入れて少しおいて殻をむく。
◆鶏団子を作る。材料をすべてボウルに入れて混ぜる。
◆こんにゃくの下処理をする。両面に包丁で斜めに浅く切れ目を入れて格子模様を付け、食べやすい大きさの三角形に切る。

大きめの深い鍋に、昆布と大根、だし汁の材料をすべて入れて強火で煮立てる。鶏団子の生地をスプーン2本で丸く形作り、その中にポンポン入れ、全部入れ終わったらふたをして弱火に変え、5分煮る。
一度鶏団子だけを取り出し、こんにゃくを入れて10分煮る。最後に半熟ゆで卵、すべてのおでん種、鶏団子を戻し入れ、強火にして煮立てたらすぐ火を止め、10分寝かす。器に盛り付けてねぎを散らす。好みでからし(材料外)を添える。

******************
読んだ後に、クリックで応援お願いします(^o^)
↓↓↓

レシピブログのランキングにも参加中☆ こちらもできればクリックを<(_ _ )><(_ _ )>