フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

バースデーディナーとテニス談義

昨日7月10日は、私の誕生日でした。 お祝いメールをくださった方々、ありがとうございました!

夕食は、広尾のイタリアンレストラン「ラ・ビスボッチャ」に行く。 イタリアン1 うちの夫はこのレストランがだーい好きなので、 ここ2年くらい、私の誕生日と入籍記念日は夫婦で この店でお祝いするように、なんとなくなっている。

あ、入籍記念日は、マイバースデイ5日前の7月5日なのです。 早いもので、もう結婚5年目に突入。

 

まずは、前菜の盛り合わせをオーダー。 イタリアン2

なすときのこのソテーやパプリカのマリネなど。 ここの野菜料理はかなりおいしい。 これは絶対に家では再現できない味・・いつも思う。

パスタは ・アサリのスパゲティ ・ほうれん草とゴルゴンゾーラのラビオリをシェアする。 イタリアン3

パスタも、アサリの方はシンプルなのだけど家では真似できない。 パスタが弾力があるのに、キレがある・・というか。素材から違うのかな。

ワインを頼むことになり、 夫が「前にワインバーで飲んだこれが飲みたい!」と 「イル・キウーゾ」というワインを指差した。 メニューを見ると・・・た、高! ありえない値段。 でも、あんまり反対すると 「お祝いなんだからショボくさいこと言うなヨ」と 怒られそうなので、素直に従っておく。 ま、いっか・・今日は私が預かる「家計費」とは 別のところから出るし・・・。 これがそのワイン。 イタリアン4

 

 

 

たしかにおいしい。 いや、そりゃ、あの値段じゃおいしくなきゃ困る、 となってしまう。うう。私ってショボい。

ワインを飲みながら、色々今日あったことを話すが 話題は大部分がテニスの話。 「自分がボレーのとき、いつポーチに出るのがベストのタイミングか」とか 「ドロップショットのアングルは、どの辺だと決定ポイントになるのか」とか。

「ポーチ」というのは、リスク覚悟で あえて真ん中を越えて走って決定打を相手に打ち込む戦術。 まあ、いくら話しあったところで試合によって違うので、 「正解」はないのだけど・・ 年齢のせいか、二人とも体力がないので、あとは「頭」で テニスしないと勝てないのだ。

結婚5年目にもなると、大体の話はお互い話しつくしてるので こういう夫婦共通の話題があるのはいい。 今、同じテニススクールに二人で通っているので、かなり盛り上がる。 周りの人が聞いてたら、「誕生日を祝いに来ている」ようには とても見えなそうな・・

しかし、周りのイタリア人客は うちらのテニス談義なんぞはまったく眼中になく、 今朝のイタリア大勝利を語ることに燃えているのであった。 イタリアン5

次はうほほ 大好きなデザート。 イタリアン6

私がオーダーしたのは、 パンナコッタとメレンゲスポンジケーキ。 パンナコッタはつるぷる!!でもこってり、イタリアっぽい味。 イタリアン7

そんなわけで、めでたく一つ加齢。 去年は新しい仕事もいくつか決まって、とても ラッキーだったので、 今年も良い年になるといいなぁ。