普段はフランス・ニース在住の、 松嶋啓介シェフを囲んでの メディア・ランチ会に ご招待いただきました。 http://keisukematsushima.tokyo/ 前菜からデザートまで、 「黒トリュフを楽しむ会」。 優雅な時間、そして 発見もありました。 原宿の、緑に囲まれた マンションの一階がお店。 この「ひっそり感」がまた ドキドキして、 食事前の気分が高まります。 乾杯のシャンパンと一緒に。 アヴァン・アミューズ。 (=アミューズの前の一品) アミューズは 「菊芋のムース」。 温かいメニューです。
前菜 「古代小麦(スペルト小麦)のリゾット、 トリュフ仕立て」。 トリュフどっさり。 大粒の、強い歯ごたえを感じる食感。 よく噛んで、トリュフの香りごと いただいているような気分に。 メイン 「スズキのロースト、 アーティチョークのバリグール風、 トリュフスライスをのせて」。 デザート 「かぼちゃのフォンダンショコラ、 トリュフのアイスクリーム、 モスタルダを添えて」 このトリュフのアイスクリームが 素晴らしくおいしかったです。 なめらかな口どけとともに、 トリュフの香りがぱーっと広がって。 最後に小菓子と紅茶。 数年間コーヒー派でしたが、 紅茶の方が私の体(胃)には 合っていると思うように。 こういうフルコースの後は、 特に紅茶がいいです。
途中から松嶋さんも一緒に同席されて。 25歳の若さでフランス・ニースに出店、 外国人として最年少でミシュラン獲得、 30代でフランス芸術文化勲章も受賞。 まさに「料理界の若き天才」。
私がフードライターになってすぐ、 松嶋さんのミシュラン獲得のニュースを聞き、 ずっとお会いしたかった方。夢のようだ…。 (私の写真技術のなさで正面向きがなく、すみません) いまは料理を核にして、脳科学や予防医学の 研究者と組んでさらにスケールの大きい挑戦に 取り組まれているそうで… お話、ダイナミックで引き込まれました。
また今日、発見だったのは、ニースのお店は 「シェフが外国人最年少ミシュラン獲得」など 外部の評判は高いものの、 実際の雰囲気はとてもカジュアルで リラックスできるので、松嶋さんは、この原宿店も同じく、 そんな肩の凝らないお店に作り変えようとしている とのこと。 気負わず、もっといろいろなお客さまに、 来ていただきたい、そのため、まずはご自身をはじめ、 サービスの方も近々、お店でのユニフォームを 全員ジーンズに変更されるそうです(笑)
贅沢で楽しいお時間をありがとうございました。 Rさん、Kさん、お声がけくださってありがとうございました。