食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
今日は不動の人気フレンチ「フロリレージュ」を紹介します。

昨年秋、麻布台ヒルズに移転オープン

「美食好き」「グルメ」を自称する人で、知らない人はいないフレンチの大人気店「フロリレージュ」。

神宮前にあって、昨年11月に麻布台ヒルズに移転オープンしました。
先日神楽坂のフレンチ「Jfree」に行った記事を書きましたが、以来、「フロリレージュ」行かないとまずい、とずっと思っていて(Jfreeの陣内シェフはフロリレージュ出身)。目を皿のようにしてネットを見ていたら「あ、ランチなら取れる!」と一人枠がポンと空いたのですかさず予約。
夢のような令和7年の最高峰の美食の時間

「日本の旬の食材で作るフランス料理」がコンセプトだそうですが、そういうのを全部越えた、いわゆる令和7年の最高峰、と言えば伝わるでしょうか。
この日は平日ランチですき間時間に予約したので少なめのコース、お酒は飲まずスパークリングウォーターだけでいただききました。
以下、食べたものを順番に。




この前菜2品目がなんとも美味。酸味のある白菜にチーズのミルキーさが加わって。しかも上に乗っているのはでんぶなのです(自家製なので無着色)。



ここでパンと自家製バターが来たのですが、このバターが植物性素材のみ(大豆の炒り酒)でできてるのに濃厚でうんまいのー(涙)。


そして炭で焼いた稚鮎を「ブイヤベース」にしたという、また想像を越えたものが出てきて。
スープは鮎から出るだしとサフラン、水のみ。

ブイヤベースって南仏の大きな魚の煮込み料理だと思うのだけど稚鮎で?と混乱しつつも食べるとすんばらしくすべてが調和している。うま味爆弾な感じ。
上のフェンネルもただ乗せてあるのではなく、一度コンフィにしたものなので食感がパリパリ。ズッキーニやほおずきも美味。

次の大根のパイ包みも美味でした。


これも説明しづらい不思議な調和性があり、でもすばらしい。どこを食べても美味(またかい笑)。
クレソン、フェンネル、ディルの束が添えられていて、これを手で持って食べながら鮎を楽しみます。

ここで肉(福島牛)がプレゼンされました。


この肉のメインが火入れがまた完璧すぎる。

肉と一緒に、口直しでパッションフルーツのクリームを食べながらどうぞと言われて。

デザート一つ目です。

パイ生地にブリオッシュのアイスクリーム、カスタードクリーム、キャラメルソースとマンゴーソース、一番上に宮崎産マンゴーという何層にも重なった複雑なデザート。

デザート二つ目は色鮮やかなムース。

小菓子は全部ささやかで、またこの抑えめのボリューム感がよかった。

とにかく全部、すばらしかったです。一つ一つ、精巧なパズルのように考えられ、組み立てられていて。
複雑だけど、食べるとただただウマい。
想像の斜めを行く。美食はいろいろ食べてきたけど、久しぶりに感動しました。
ぜひ行ってみてください。
これだけ人気店なので、「自分の行きたいベストデーに行く」というのは無理ですが、毎日予約は開放されるので、目を皿のようにして見ていれば、案外パッと取れると思います。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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