フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

新宿のビストロ

ランチにいいビストロ、見つけました。

「クレッソニエール」(新宿)

http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/1302067

 

新宿三丁目伊勢丹の向かいのビルの地下1階。

このビル、昔はセゾンプラザという名前だったのが、いつのまにか「フレンテ新宿三丁目」に変わったようです。

(上のURLではセゾンプラザのままなので注意)。

 

このビルのほかのテナントをみるとチェーンばっかりで、おおよそこんなビストロが

あるように見えないのですが・・・

階段を下りてレストランに入ると、なかなか女子好きのする本物感のある雰囲気、

しかもお客さんは、料理に一家言ありそうな?人多し。

50代くらいの年齢の高めの、スーツ姿の男女など。

大事な商談の合間に「なかなかいい店があるんですよ」と寄ったんでしょうか?

その人たちはグラスワインも飲んでました。

 

結構1000円のランチプレート(銀のトレーにいろいろ載ってる)を頼んでいる人が多かったのですが、

どうしてもきちんと食べてみたくなり、2800円のランチコースを私は選びました。

 

プリフィクスで前菜とメインが選べます。

 

私は前菜に「豚のリエット」を選択。

これは期待通りの味で、ふんふん、と食べながらノッてきました。

野菜全体に均一にきれいに、ドレッシングがまとわれている感じも好き。

浅野陽子 WINE & COOKING 日々 ノート-リエット

 

これは選べず、全員についてくる

「カリフラワーのスープ」。

スープなのに皿が温まってないのが気になった。

そのせいでスープがぬるくなっている。

でも味はすごくおいしかった。惜しいわ…皿のせいでスープの味落としてどうするよ!

浅野陽子 WINE & COOKING 日々 ノート-カリフラワーのスープ

プリフィクスで自分で選んだメイン、

「鶏のコンフィ」。

これも期待通りの味。皮はぱりっと焼けていて、肉はしっとり。

浅野陽子 WINE & COOKING 日々 ノート-コンフィ

唯一わからなかったのが、このデザート。

手前が「大豆のアイスクリーム」(言うならクリームきなこ味?笑)と

奥が「パンプリン」。

 

パンプリンはまあ、普通のフレンチトーストです。味もおいしいけど普通。

私も作れる(笑) 浅野陽子 WINE & COOKING 日々 ノート-デザートパン

 

スープの皿の温度と、デザートの不思議さだけが気になりましたが

総じて、食にこだわりたい人のランチ場としてはとてもいいのではと思う。

 

お店の人たちも、自信とプライドを持って接客されている感じが伝わり、

とても快適でした。

新宿来たらまた来ます。

 

でも昼のランチ時ピークは、行列だそうで。

今回は、それを聞いていたので午後1時すぎに来てすぐ入れました。

時間を外してくるのがいいですね。