フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

旨うま(^0^)パッタイ&雰囲気も文句なし「Tun Ten」西早稲田

■連休前で前後しますが、先日、仕事の打ち合わせで西早稲田駅に行った際、界隈のあまりのランチ場の充実ぶりに驚きました。西早稲田は、東西線高田馬場の次の駅ですが、馬場から歩いても7~8分ほど。

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■祖父母の家が西武新宿線沿いにあったこともあり、また早稲田大に通う友人も何人かいて、高田馬場は学生時代から、なじみのある街ではあったのですが・・・
ずいぶん久しぶりに行ったらちょうどお昼時、中華、インド料理、イタリアン、昔ながらの(しかし掃除がよく行き届き、かつにぎわっている)うどん屋さん、蕎麦屋さん、洋食屋さん、和菓子店など、もう目移りしてしまい。結局、しばらく食べてなかったタイ料理ランチにすることに。

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■いっさい事前リサーチなく、外観の雰囲気のよさでふらりと入ったのだけどここが大正解でした\(^0^)/ Tun Ten(トゥンテン)」さん。店内もまた清潔感あふれ、そして「タイ風なスタイリッシュさ」いっぱいのダイニングスペース。

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■メニューは迷わず、しばらく食べてなくて渇望していたパッタイ」のランチを注文。タイの焼きうどんですね。このサラダ、スープ、選べるドリンクがついてランチセット1000円です。スープはタイの定番の澄んだブイヨンスープ。サラダはタイ風ではなく、ごく普通の野菜サラダ(^-^;

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■そしてパッタイ来たー!
このもちもちした歯ごたえのある米の麺、本当に本当に好き。日本のうどんや、イタリアのパスタともまたどこか違う。もっと弾力、食べごたえがある。そして野菜やナッツ(ピーナッツ)とすごく相性がよいのも、パッタイの麺ならでの持ち味でしょうか。

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■驚いたのは、ここのパッタイ、味がぴたっと決まっていて、テーブルにセットされた調味料でまったく味付けする必要がなかったこと。特に甘さ、辛さ度合いがわたしにはどんぴしゃ。
麺の食感も完璧。日本人向けだからか、たまにやわらかすぎる食感のお店もあるからね。

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■タイ料理では、(そこそこちゃんとした専門店には)必ずこの「調味料セット」が付きます。グラニュー糖、唐辛子、ナンプラー(タイの醤油)を、自分の好みで自由にかけまくるのが由緒正しいタイ現地の食べ方。しかしこのパッタイは完璧で、味の追加まったく不要。

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■とにかく店内がきれいでゆったりできるいい雰囲気で、さらに味もおいしいというわたしの印象は文句なしのお店。夜は小皿をつまみながらタイのワインなども飲めるようで…ちなみにタイ産のワインって少し前から注目されているのです。
いまでは定番になったアメリカ、オーストラリア、チリ産などの「新世界ワイン」から、さらに次世代の「新緯度ワイン(赤道近くのタイやインドなど、ぶどうの産地として適してないとされていた緯度の国でも作るようになったワイン)」として注目されているのです。
もっと大勢とか、飲み好き&アジア好きの仲間とゆっくり夜来たいです。
しかしこの界隈で働いている若いサラリーマンは、ランチのバリエーションが多くて、安くて、毎日楽しいだろうな~(*^-^)
Tun Ten(トゥンテン)」東西線西早稲田駅徒歩5分くらい。高田馬場からも歩けます。

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