フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

赤坂の四川飯店でランチ

Img_2532■赤坂の「四川飯店」でランチをいただきました。ずいぶん久しぶりの外食ネタ・ ・ ・(^-^;
ここ、オフィスビルが並ぶビジネス街にあり、しかも昭和どっぷりで時間が止まっているかのようなちょいと地味めなビルの中にあり。
しかしその階に上がると、わー!中華のいかにも美味しそうなお店、という雰囲気がどんと出てくる、というつくりなのです。

Img_2534■五目焼きそばや坦々麺のような「麺もの」、ものすごく魅かれましたが、やっぱり日々ダイエットの身としては鉄則の「単品ならぬ定食」で。ご飯、スープ、ザーサイ、メインが付いてくるベーシックなランチセットを選択。まずスープ。優しい甘み、ほんのり塩加減の中華風コーンスープです。

Img_2535■メインは「牛肉のオイスターソース」を選択。辛くないメニューです。すごくマイルドな味わいの炒め物。でもご飯が進む味付け。でもここ麻婆豆腐が売りだそうです。次は麻婆食べたいな。

■ところで、今日のランチは私が大学を卒業して、一番最初に就職した出版社で、同期だったMくんとの再会ランチ。
私はせっかく入社させていただいたものの、その出版社とはまるで合わず(というより会社の方が私のことを本当にうとましかったと思う。本当に言うことを聞かない、めんどくさい女子社員だったから・笑)、2年目には即、転職活動を開始。当時はいまのように転職が当たり前ではなく、一部の外資系企業を除いてほぼ終身雇用が当然という時代。「根性がなさすぎる」「石の上にも三年というんだ」と、それはまあ両親には反対されましたが・ ・ ・(゚ー゚;

■しかし2社目の出版社に転職し、そこで食の世界と出会い、1社目では想像もしていなかった現在の食のフリーランス業につながるので、人生ってどうなるかわからないものです。1社目で一緒だったMくんとはそれ以来、10年以上ぶりの再会。

■連絡先も、いま何をしているかもまったく知りようがなかったのだけど、なんと仕事で私がいろんな会社の、ユニークなfacebookを調べているうちに偶然見つけた。Mくんが、自分が編集者として手がけた本のPRを、その会社の動画でしていたのです。何もなかったら絶対連絡できるはずのなかった旧友と出会える、インターネットってまったくすごいです。
そしてMくんもいまは別の出版社でばんばん自分が編集した本を作っていることを知れて、元仲間の活躍がとても嬉しかった。
しかも15年ぶりに合うのに別に涙の対面とかそんなのも全然なく(笑)、かつての同僚、そして飲み友達として普通に1時間ちょっと、大笑いしながらランチ終了。

■ああ、まだちょっとは残りあるけど、もうすぐ30代も終わりそう・ ・ ・でも年取るのもいいな、なんて思えた日のランチでした。

赤坂 四川飯店

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