食限定の取材歴20年、家ではほぼ365日キッチンに立つフードライターの浅野陽子です。食の取材のこと、文章のこと、そして「今日なに作ろう?」とぐるぐる考え続けています。
そんな日々で作った、「レシピ」というほどでもない、フードライターの簡単家ごはんをご紹介。
[レシピ]フライパンで作る焼きニラまんじゅう
「もったいない」精神がしみついてて(ただのケチ)、ハンパな余り食材を使い切るのが得意です。ギョウザの皮の枚数と作るあんの量、ドンピシャになるってまずないですよね?私はいつも皮を多めに買ってしまいます。
余った皮と、さらに残ったニラも使い切りたい、と思いついたレシピ。結局豚ひき肉を買い足すのだけど、ひき肉は、皮とちがって余っても困らないんですよね。パチパチするまで炒めて塩こしょう、でおにぎりやオムレツの具など万能なので。
■材料(ギョウザの皮8枚分)※分量はこれのだいたい、でOK!
- ギョウザの皮:8枚
あん
- 豚ひき肉:100g
- 冷凍むきエビ(解凍して半分に切る):8尾
- にら(みじんきり):4〜5本
- しょうが(おろす):小1/2片
- ごま油:小さじ1
- しょうゆ:小さじ1/2
- 砂糖:2つまみ
- 片栗粉:小さじ1
- ごま油、サラダ油:各少々
- 塩、こしょう
■作り方
1.ボウルにあんの材料を全部入れて、50回くらいよく練りまぜる。
2.ギョウザの皮にあんの材料を包む。皮のふちにぐるっと水をつけて、同じ方向に重ねてひだを作り、最後まで来たらきゅっと軽くひねって閉じる。
3.フライパンにサラダ油少々を熱し、ひだを上にして並べ入れて焼く。焼き目がついたら水大さじ3〜4をフライパンのふちから注ぎ、ふたをして弱火で3分蒸し焼きにする。
裏返してごま油を全体にかけ、強火にして1〜2分カリッと焼く。酢じょうゆにしょうがの千切り(分量外・お好みで)でどうぞ。
ギョウザやシュウマイを作るとき、こういう「あんペラ(点心の「あん」専用のへら)が1本あると本当に便利です(画像をクリックすると詳細が出ます)。
横浜中華街では1本200〜300円で売っています(下の過去記事参照)。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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