食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
今回は昨日の続き、たけのこレシピ3選を紹介します。
春の味覚たけのこ、もう一歩おいしく!
たけのこで一番大変なのはあく抜き。ホットクックでラクにあく抜きできたので、あとはおいしく食べるだけ。
アレンジも簡単にできる料理ばかりです。
たけのこのバター焼き
■作り方
(1)あく抜き済みのたけのこの水気をよく切り、ひと口大に切る。
(2)フライパンにオリーブオイル大2〜3を熱し、両面4〜5分ずつこんがり焼く。途中で塩小さじ1/3をまんべんなくふりかける。
(3)仕上げにバターを入れる。
盛り付けて完成!木の芽を飾りたいところですが、買い忘れたのて青じそを。緑がちょっと入らないとさびしいので。
これがシンプルだけど美味。まさにたけのこのステーキですね。
たけのこごはんと若竹煮
次はたけのこごはんと若竹煮。この2つで春の定食になるから便利ですよね!
ただ、王道すぎてレシピが出回りまくってるので、さらっとだけご紹介。
■「たけのこごはん」作り方
油揚げ1枚に熱湯をかけて油抜きし、細切りに。一口大をさらに薄切りにしたたけのこひと節、研いだ米2合、だし汁2カップ、酒大2、しょうゆと塩ごく少々をすべて鍋に入れる。ふたをして強火で5分、弱火で15分炊き、火を止めて5分蒸らして完成。
たけのこごはん、大人が食べると本当に滋味を感じ、しみじみおいしい。ですが、子どもの頃、嫌いでしたねー。大人がありがたがってるのを見て、何かいいんだろうと。そんな子どもも成長するとこうなる(笑)。
ちなみに大人になっても別に好きじゃない、という人は「具入りラー油」をかけてみてください。
たけのこの繊細な和風味ぶち壊し!って感じですが、ジャンクで強い味をちょっと足すと、また魅惑の調和になるのです(笑)
■「若竹煮」作り方
塩蔵わかめ軽くひとつかみをよく洗い水で戻し、ざく切りに。ゆでたけのこの穂先をたて薄切り、残りの下部分をを薄い輪切りに。
小鍋に具材全部とだし汁2カップに酒大1と1/2、みりんとしょうゆ各大1、塩ごく軽めのひとつまみを入れて一度沸かし、弱火で30分煮る。
<ホットクックでもできます>材料を同じく下準備して入れ、手動で作る→煮物→まぜない→30分でスタート。
めんつゆを薄めたような優しいだし汁に、やわらかいわかめとコリコリしたたけのこが合うのです。
同じたけのこ料理でも、子どもの頃、なぜかこれは好きでしたね。
黒七味を足してもおいしいです。
時間があるGWに、あく抜きからぜひおためしください。
▶︎たけのこのあく抜き方法はこちら
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それでは、今日も最高においしい1日を!
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