食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
今日はクリスマスイブ。
やっぱり自分でケーキが作りたい!でもどうしても飾り付けがうまくいかない!という人に、料理は大好きだけど不器用なフードライターが、絶対成功させるコツ、ついに到達したのでお伝えします!

この変遷みてください……でもできたのよ!
上の写真を見たら、「なんだ、全然キレイじゃん!」と思うでしょう。でもね、ここに至るまではこんな失敗の歴史がありました……↓↓



味は食べるとどれもおいしい。
要は「ナッペ」(スポンジにクリームをきれいに塗り付ける技術)がどーーーしても、できないんですね。もっと言うとその前段階、つまり「どこまで生クリームを泡立てたらいいのか」がわからないのです。

でも友人と友人の息子さんが去年はめちゃくちゃサポートしてくれて、こんな感じでいったん成功したのです。この時は感激しました。
が、これでわかった!と同様に夏にやったらまた逆戻り(T-T)
要は冬場の寒い気温じゃないと、うまく最適なポイントの生クリーム泡立てができなかったのです。
どうやったらうまく行くのだろう……11月に、一緒に仕事をさせていただいた辻調理専門学校のお菓子の先生に相談したら「それはゼラチンで、生クリームごと型にはめこんで固めちゃえばいいんですよ。プロじゃないなら、ナッペの技術なんて必要ないんです」と。
結局クリスマス前に先生に直接習うことができず、YouTubeで探してやってみたら、できたのです!
この動画を、わたしなりに解釈して文章で落とし込んだので、ご紹介します!スポンジ台のレシピはわたしのオリジナルです!
数字が中途半端なのは、18cmを15cm用に置き換えたからです。すみません!デジタルスケールで計ってやってみてください。


■「ケーキの飾り付けが苦手な人でも絶対成功できるショートケーキ」作り方 15cm台(6人分)
★スポンジ生地
・薄力粉・砂糖:66g
・卵 :2個
・無塩バター:6g
・牛乳:6cc
[用意するもの]
15cmの底が抜ける焼き型、ひと回り小さいお盆など、ゴムベラ、つまようじ(または竹串)、オーブンシート
[下準備]
・15cm型の底と側面にオーブンシートを切って敷く
・粉をふるう
・材料をすべて計量する
・ガラス小ボウルにバターと牛乳を合わせて電子レンジ600w1分で溶かし、オーブンの上において冷めないようにする
・オーブンを180度に予熱する
[作り方]
(1)深めのボウルに卵を割り入れ、砂糖も入れて先に止まったミキサーの羽根でかき混ぜて溶かす。最大速度にして5分泡立て、半分の速度に落とし1分泡立てる。
(2)ふるった粉をすべて入れて、ゴムベラで粉が見えなくなるまでさっくり全体を混ぜる。
(3)溶かして温かい場所に置いていた牛乳とバターのボウルに、2の生地の一部を少し取り分けてよくまぜる。なじんだら戻して全体をまぜ、型に流す。ようじを立てて全面にぐるぐるして生地を落ち着かせる(これは動画の2:56辺りを見てください)。
(3)180度に予熱完了したオーブンを170度に下げ、30分焼く。焼けたらオーブンシートの上でひっくり返し、常温まで冷ます(いったんここだけ前日にやっておいてもOK)

★ケーキに組み立てる
・生クリーム(土台用・脂肪分35%):2パック
・生クリーム(絞り用・脂肪分47%):0.5パック
土台用200、ゼラチンで溶かす用80g、表面絞り用120
・いちご:1パック(なるべく中粒で数があるものを選ぶ)
・粉ゼラチン:5g
・砂糖:45g
[用意するもの]
スポンジを焼いたのと同じ15cmの底が抜ける焼き型をきれいに洗ってふき、オーブンシートを底と側面にしいておく
[作り方]
(1)スポンジ台にひと回り小さいお盆などを置き、ナイフでくり抜く。焼いているうちに盛り上がったらその部分を削いでフラットなスポンジ2枚を準備しておく。いちごのヘタを落とし、形がきれいな6-7粒を取り分け、残りをタテ4等分する。
(2)土台用生クリームを準備する。加熱用ガラスボウルに生クリーム(35%)を80g計り、ゼラチンを全量入れて少しかきまぜてラップし電子レンジ600W1分加熱。取り出して混ぜ、温かい場所にラップして置いておく。
(3)きれいに拭いて乾燥した大きめのボウル1台に生クリーム(35%)を200g計り、砂糖30gを入れ、止まったミキサーの羽根(こちらもよく拭く)でかき混ぜて溶かす。氷水を張ったボウルに入れながらミキサーを低めの中速度で泡立て、少しとろみが付いてきたらホイッパーに持ち替えて泡立てる。目安はホイッパーに一瞬こもるが、簡単に落ちるまで。ここで完全に泡立てないようくれぐれも注意。柔らかさを残すこと。
(4)3の土台クリームの一部を2のゼラチンの生クリームのボウル(温かさを残していること。冷たくなっていたら600W10秒で再加熱)に入れ、よく混ぜてなじませて全体に戻す。温かさで液体状態くらいまでなり、戻すとかなりやわらかめのクリーム状態が理想。
(5)紙を敷いた15㎝抜き方を用意。クリームを底が見えなくなる程度入れ、すき間ががないように広げたら1のスポンジ台1枚を焼き目を上にして入れる。周りからクリームが上がるくらいぎゅっと押し込む。平らに入れ、少し上にクリームを足して薄く広げ、カットしたいちごをらせん状にすべて並べる。
(6)いちごが隠れるように残りのクリームを上から入れ、トントンして広げたらもう1枚のスポンジをまた焼き目を上にして押し込む。クリームがすき間から上がるまで上から押さえ、上からラップをかぶせて押さえ、クリームとラップを密着させる。冷蔵庫で3時間以上冷やす。
(7)絞り用生クリームを準備する。生クリーム(脂肪分47%)120gに砂糖15gを入れ,土台用と同じように止まったミキサーの羽根でかき混ぜて溶かしてから氷水を張ったボウルに入れながらミキサーを低めの中速度で泡立て、少しとろみが付いてきたらホイッパーに持ち替えて泡立てる。目安は土台用よりやや固めに泡立つくらい。生クリームに付いてくる絞り袋の先を少し切って口金を入れ、背の高いコップなどに裏返しにして泡だてた生クリームを入れてきゅっと口をねじってしばる。
(8)冷やした6を空瓶などを使って抜き、皿をのせてひっくり返す。ざっとドライヤーを側面と底面にかけて表面を温めてから紙をそっとはがす。クエスチョンマークを大きく描くように7の生クリームをしぼってデコレーションし、茶こしで粉糖をかけたら飾り用のイチゴを5個盛り付ける。チョコレートプレートやサンタ(市販)を飾り、お皿の側面にスペアミントといちごを飾って完成!



*15cmのスポンジ台を同じように焼き、切り取らずそのまま使う。
*生クリーム:土台用35%を3パック(300g・ゼラチン用200g)、砂糖75g、粉ゼラチン12.5g、生クリーム:しぼり用47%1パック(180g)、砂糖16g、いちご2パック
この冷蔵庫で固める裏ワザ、かなり長文ですが、ぜひおためしください!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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