フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【レシピ】 「ここで引く」判断基準が難しい!クリスマスケーキは「ナッペ」成功が命

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今日はクリスマスの憧れ、クリスマスケーキの話。

わたしもまだ正解に至ってないのですが……ちょっと自分の思うところを話したいです。

スポンジは焼ける、ただ生クリームが……

クリスマスのレシピを手作りで準備したい人は、まずは王道のローストチキンですよね!それはぜひ、丸鶏から作る方法少人数家族で鶏ももも足一本で作る方法、両方消化していますので参考にどうぞ!

去年は土台のケーキ、生クリーム、イチゴ、オーナメントを持参

チキンはそれほど難しくはないのですが、最大の難所はやっぱりケーキですね。

そしてケーキも、土台(スポンジ)を焼くのはそんなに難しくはありません。

難しいのは「ナッペ」です。ナッペとは、適切な固さに生クリームを泡だて、スポンジに美しく均一に塗りつけること。

これがお恥ずかしながら、過去に一回もうまくいったことがなかったのでした(^^;

生クリームのホイップは不可逆で、一回あるレベルまで泡立てが進むと、前の段階には戻れません。

どこでやめるか、がほんとーーーに難しい!今がちょうどいい固さだな、とベストのところで引いても、クリスマスの冬の気温でどんどん固まっていき、ボソボソのカッテージチーズのような状態になってまずそうに。その部屋の温度も大事なんですよね。

この時は最高にうまくいきましたね!ただ3人がかり

このときは一軒家の、外気ほどではないけど暖房が効きすぎず、お庭に面して窓の大きい、やや寒いくらいのキッチン。それがよかった。

めちゃくちゃサポートしてくれる仲良しの女友達と、パーティーのホストの、まためちゃくちゃサポートしてくれる大学生の息子さんが上手にアシストしてくれて。わたしも完全に集中し、ここだ!というところでホイップ作業を止めて見事ちょうどいい固さでこんな仕上げられたのです。

まっ白に塗り、あえてクリームはしぼらずオーナメントをのせ、まわりにイチゴとスペアミントをかざるだけにしました。それでも十分

このときの成功ポイントを記録しておいたのですが、ざっくり言ってこんな感じでした。

★ナッペが苦手な人に、うまくいくコツ(冬季限定)

電動ミキサーは使わず、手で泡立て器をシャカシャカして泡立てる。氷水は張らない→早く固まりすぎる
泡立て器からすぐ流れ落ちない「やや固まっているけどダラッとは落ちるゆるさ」を目指す→パティシエが言う「泡立て器にこもるくらい」はナッペが下手な人には塗りつけたときに固すぎる
生クリームはスポンジ1台に対して自分が思う量の2〜2.5倍は要る→レシピに「生クリーム1カップ」とあったら2カップあるくらいがちょうどよい。砂糖も×2。

こんな感じでしょうか?

ただ、これも冬季、寒いクリスマスの時期限定なんですよね。

このときの成功体験を元に半年後、夏に同じやり方でやってみたのですが(娘とわたしは7月生まれなので)、全然再現できずグダグダに。

先月、仕事で製菓学校の先生と話をしていたら「ナッペは、プロのお菓子屋以外はやる必要ないんですよ。セルクル(型)に入れて、スポッとスポンジを入れてしまい、ゼラチンで固めればいい。今度解説します」とおっしゃっていて。

いろいろご都合が難しく、クリスマス前にそれが実現できなかったのですが、こんな動画を見つけて。こういうことなのかな?

今年はちょっとこの方法を試してみたいと思います。


www.youtube.com

ただ今は冬の時期なので、浅野的フードーライターのナッペポイントも、おためしください。

オーナメントは富澤商店などで数百円で売ってますよ!

今日も最高においしい1日を!

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