フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

石焼ビビンパ、あんがい家でも作れます

今日の晩ごはん。

・石焼ビビンパコチュジャンであえた納豆&明太子も混ぜてある)
卵黄とのりの千切り、キムチをのせ、くずして食べます。
・絹さやとしめじのかきたまスープ。

石焼ビビンパは、ステンレスのなべで作るので正確には 「石焼」ではないのだけど…家で作って食べたいとき、雰囲気的には十分これでいけると思う。レシピは下に↓。

最近、コリアンフードにはげしく注目中!先日あるものすごく疲れた日の夜、妻家房の「ビビン麺」を 食べたら、瞬間的に体がカーッと熱くなり ぱさぱさでショボショボだったドライアイの目が一気に楽になったのだ。しかも、クタクタだった体も結構元気になり、「これは絶対にタクシーで帰らねば」と思っていたのが、バス+徒歩で帰宅できた。
最初は顔から汗が出て、食べ終わって30分くらい経つと 体の内臓部分がタテにじわーっと熱くなり、寝るまで続いた…というような不思議な感覚。

チャングムじゃないけど、 具合が悪くなったらむやみに薬を飲むのではなく、こうやって食べ物で中からじわっと 体をメンテしていけるようになりたい。そういうのって理想だと思う。 やりすぎると宗教っぽくなってしまうが、この「食に関する先人の知恵」を調べて私なりに伝えていくことが 自分に課せられた役割の一つであるような気がしてならない(と、勝手に思っています)。

「カンタン石焼(風)ビビンパ
<2人分>
1.ごはん1合を炊き、その間にナムルを作る。沸騰した湯に塩少々をいれにんじん千切りともやし1/2袋を合計3分ゆでる。熱いうちに塩こしょうとごま油少量であえる。
2.ごはんが炊ける5分前に牛こま切れ肉100gを塩・こしょう少々・しょうゆ小1・ごま油・ねぎみじん切り・にんにくしょうがのすりおろしにもみこみ、5分おく。
3.その間に、コチュジャン小1と納豆1パック、明太子1腹と合わせて混ぜておく。
4.なべを熱く熱し、②の牛肉をさっと炒めて、①のナムル、ごはんも軽く炒め、③のコチュジャン納豆も炒める。
5.好みで焦げ目をつけ、どんぶりに盛り、キムチ適量をかざる。 好みでのりの千切り、卵黄をのせてもおいしい。