自粛中、外食できず自宅でクッキングに挑戦する人が増えていますよね。
煮込み料理などいきなり難しいメニューを作ってみるのも楽しいですが、簡単で見た目も美しく、みんな喜ぶ「おにぎらず」はいかがでしょう?
何年か前に流行りだし、名前は耳にしたことがあるけど、一体なんなのか今さら聞けないという人もいるのではないでしょうか?
作り方と、初回から失敗しないコツ4つを紹介します!
今さら聞けない「おにぎらず」とは
おにぎらずとは、「手で握らないでのりで包んだご飯」のことです。
具が唐揚げなど大ぶりのものも包めるので、普通のおにぎりよりさらにバリエーションが広がり、またシュパッと包丁で切るので断面の美しさが楽しめます。
必要なものは
・ご飯 ・のり(大判の「全形のり」) ・具材(なんでもいい。カラフルなものだとよりGOOD) ・大判のラップ
で、おにぎりとあまり変わりません。ただ、作り方に特別(というか専用)の手順が必要です。以下、徹底解説します!
おにぎらずの作り方、徹底解説
温かいご飯を用意します。ラップを広げて全形のりを1枚のせ、その上(のりの中央)にご飯を盛り、具材をのせます。
今回は具材はオーソドックスに ・甘めのたまご焼き(卵1個に塩軽めにひとつまみと砂糖小さじ1) ・マヨネーズ ・スパム を使います。
スパムは加熱しないでも食べられますが、薄切りにして、油なしのフライパンでこんがり焼いてから使うとおいしいです。
最初の写真のように、ご飯の上にたまご焼きをのせてマヨネーズをかけ、その上に焼いたスパムをのせて、
またご飯をのせて、
ラップの左右の両角を持ち上げて合わせて、次に上下の両角を合わせて、折り紙のように四角く包みます。
そして全体を抑えて5分ほどそのままおいてなじませる。そしてラップの上から断面を切れば完成!
本当に初めて作る人は、こちらの動画を一度見てから挑戦するとわかりやすくておすすめです↓↓
これさえ守れば失敗しない!コツ4つ
なんか初めてでも、できそうな気がしませんか?そう、これがおにぎらずの罠(笑) 簡単なのですが、いきなりうまく作るのはこれらのコツが必要です。それを伝授します!
1. のりは必ず「全形」のりで、ケチらず「ちょっといいもの」を使う
全形のりってお高めで1パック10枚しか入っていない場合がほとんど。つい「のり売り場で一番安いもの」を選びがちなのですが、それより少しランク上げしたものの方が、絶対使いやすいです。高いものの方が厚さがあるので失敗しにくい。
初回はケチった結果こうなりました(笑) 包んでいるうちにのりがどんどん崩れて切る頃にはボロボロに。小さいサイズののりでもうまくいきません。
2. ご飯は「炊きたて」の方がうまくいく
おにぎらずに使うご飯は炊きたてでも、冷凍ご飯をレンチンでもどちらでもいい、とありますが、炊きたての方が絶対包みやすいです。
慣れてきたらいいのかもしれませんが、初回はおにぎらず用にあえてご飯を炊いてすぐ使うのがおすすめです。
3. ご飯は「おにぎらず1個分=130g」が一番包みやすい
おにぎらずのレシピを見ると、だいたい「1個に茶碗1杯分のご飯」を使う、とありますが、全形のりでうまく包めるのは130gという黄金の法則にたどり着きました。それより多くても少なくてもうまくいかないのです。
なのでキッチンスケールがある人は130g計ってください。1個ずつ計らなくても、4個作るならまず520g計ってボウルに先に取り分け、だいたい4つに分けて使うなど。スケールがない場合は「小さめの子供茶碗1杯分」くらいの量です。
こちら、まだ「130gの法則」を見つけていなかった時代のもの。上と比べるとちょっとバランスが悪い。
4. 真四角でなく「長方形」に包む
おにぎらずを美しく仕上げる鉄則として「最後切る方向に注意」「断面がきれいに見えるように切る!」といろんな人がアップしていますが(切り方によっては具が金太郎飴のように段々に見えないため)、最後のりで包んでしまうと一体どっちがいい方向だったのか、外から全く見えません(笑)
なので「こっちが美しく見える方向」と決めたら、そっちがやや長い辺になるように包むなど、真四角でなく「長方形」にして包むのがおすすめです。意外とどこにも書いていないコツなので、ぜひおためしを。
いかがでしたか?「おにぎらずの作り方と失敗しないコツ4つ」紹介しました。 このルールを守れば、料理初心者でも失敗なく作ることができますよ。 ぜひ参考にしてみてくださいね。