フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】 知ってた?「たらこを炒めてから作るたらこパスタ」は絶妙な味と食感

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。今日は「たらこを炒めて作るたらこパスタ」の作り方を紹介します。

たらこや明太子パスタ、お好きですか?

たらこに「火を通して炒めてからソースにする」と、また違ったおいしさが楽しめるのです。知ってました?

炒めると絶妙美味、おためしください!

初心者でも簡単に手作りできる、たらこパスタ。パスタを作るためにわざわざ、たらこを買う人も多いと思います。

その場合、たらこは加熱せずにソースにしますよね。ほぐしてバターやしょうゆ、レモン汁などであえて。

ゆであがったパスタをそこに入れ、火はゆであがったパスタの余熱ぐらい。

使うのは普通のたらこ。ただしオリーブオイルとにんにくで炒めます。好みで唐辛子も。

今回紹介するのは、たらこをあえてしっかり炒めてから作るやりかたです。

加熱すると、たらこのプチプチした食感が強まって、香りも引き立ちます。この絶妙な風味にハマると思います。

■「たらこを炒めてから作るたらこパスタ」作り方(1人分)

(1)パスタ90g分のゆで湯を沸かしながら、たらこひと腹にタテの切れ目を入れ、包丁の背で身をこそげる。にんにく1片は細かいみじん切りにする。
(2)冷たいフライパンにオリーブオイル大3と1のにんにくを入れて火をつけ、弱火でにんにくを炒める。黄金色になったら赤唐辛子を入れて少し炒め、火を止める。
湯が沸いたらスパゲッティーを、袋の表示マイナス2分ゆでる。

赤いたらこが完全に白くなるまで炒めてください。

(3)スパゲッティーがゆで上がったら、菜ばしでつまんで2のフライパンに入れる(このとき、なるべくゆで湯も一緒に入れる)。1分ほどよく炒める。

皿に山高に盛り付け、好みで千切りの青じそを盛り付けて完成!

ゆでたパスタをゆで汁をなるべく入れながら炒めます。

完成!

とても簡単。いつものたらこパスタがまた違う味。高級からすみのようです。

★POINT

*パスタのゆで湯には“だし”が含まれています。湯を切らずにパスタと一緒に適量入れて、なじませてソースの一部にしてください。よりおいしくなります(そのためにざるでなく「菜ばし」を使います)。
*たらこの代わりに明太子でもいいですが、結構辛めの仕上がりになります。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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