フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

鶏むね肉+とんこつラーメンの組み合わせはGOOD!

■ちまたのダイエット本に必ず載っている基本セオリー。
肉は高カロリー、肉より魚を食べましょう、肉を食べるなら牛か豚より鶏肉を、鶏肉ならももより『むね』か『ささみ』にしましょう
…って、その選択が容易にできないから、みんなやせるのに苦労しているのさ(^-^;

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■でもね、むねもささみも、たしかに「ジューシーさ」という点では鶏もも肉にはかなわないけれど、うまく調理すればそれなりに味わい深く、おいしいのです。
今日は「とんこつラーメン+さっぱり鶏むね肉」という組み合わせで、市販の自分で作るラーメンをアレンジしてみた。
とんこつ、あのミルキーな濃厚スープ、忘れた頃にたまーにすごく食べたくなる。で、街なかのラーメン店ではまずチャーシューがのっているけど、「濃い☓濃い」でわたしは胸が詰まってしまうことがあり、「ちょっと残っている胸肉でやったらどうだろう?」と試したらとてもよかった。
むね肉を低温でしっとりゆで、そのおいしいゆで汁もラーメンのスープにするので味わいも倍増。

■あとはゆでたキャベツ、缶詰のコーンなどをのせて。野菜をたっぷり摂りながら食べるラーメンは、本当にすごくおいしいです。「うわ、今日は余分なカロリー摂っちゃったよ」という罪悪感ではなく、「あー、おいしくていい食事できた!」という最適な満足感。
ラーメン単体で食べると、どうしても満足感が足らず、後で余計なものを食べてしまう。こうして野菜やむね肉など低カロリーのトッピングと一緒に満足しながら食べることで、ダイエットにつながると思うのです。
ラーメンはどんなものでもいいので、作ってみてください。わたしは今回、いただきもののこれでで作りました。


マルタイ 稗田の博多豚骨拉麺
麺はまっすぐのタイプ。スープがしつこすぎず、とてもおいしかった。


マルタイ 棒状長崎あごだし入り醤油拉麺
これもセットでいただきました。これはすごくスープがさっぱりしているタイプ。今回の、あっさりの鶏むね肉のトッピングなら、上の豚骨の方が合うかな。これはこれで醤油味の淡白な旨味でおいしいですけど。

「鶏むね肉を使って、豚骨ラーメンのアレンジ」 1人分

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《材料 1人分》
鶏むね肉 80g
昆布 名刺大1枚
水 600cc

好みのラーメン(豚骨など、市販品) 1人分
キャベツ・缶詰のコーン 適量 ※キャベツはひと口大のざく切りに。

鍋に分量の水と昆布を入れて沸かし、完全に沸騰する一歩手前(軽くフツフツした状態、90度弱くらい)になったらむね肉を入れ、火を調節してそのフツフツ感を保ちながら約10分ゆでる。むね肉を取り出し、粗熱が取れたら適当にほぐす。
鍋に残ったスープを使って、好みのラーメンを袋の手順通り作り、麺と一緒にキャベツをさっとゆで、器に盛り付けてゆでたむね肉、キャベツ、缶詰のコーンをトッピングする。

※インスタントラーメンのおいしさは、「スープの熱さが命」。あらかじめ、器に熱湯を注いで器を温めておいてから作ると、全然味が違います!
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