フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

正月料理のシメは…その③ナポリタン正月(?)バージョン

_blog■まだまだ続きますよ、お正月食材活用編。今日はナポリタン。それも正月バージョン
え、どこが正月?いや、自分でも書いてて「言いすぎ?」ともやや思っておりますが(^-^; このナポリタン、具に「なると」を活用しました\(^o^)/

■写真の小さい「↑」の上に、そっと存在してます。
そう、なるとって正月のお雑煮(わが関東風だけ?)にぜーったい必要で、ある年はめんどうで省略してしまったらすごくさみしい、全然お正月っぽくない汁物になってしまったこともあり。
だから以後、欠かさず買うことにしているのですが、正月期間中、大量には決して使わない。

■当然、けっこうな量余ってしまうのだけど使い道がまるでない。
かきたま汁に入れると中途半端な「雑煮くずれ」みたいな見た目になるし、かまぼこのように厚めに切って、わさびじょうゆつけて食べるのもヘンだし・ ・ ・ということで、三が日明けの昼に作ったナポリタンに、ソーセージとともに使ってみたのですが。ちゃんとケチャップやピーマンにもフィットして、魚素材独特のよいうま味も出して、これは成功(o^-^o)

■しかしナポリタン、子供のころは非常に苦手なスパゲティでした。
子供だから真っ赤な見た目に、ウィンナーがおいしそう!とそそられ大口でかぶりつくと、半生の玉ねぎの辛み、そしてピーマンの苦味と食感がじゃりっと口にあたり、う~~~!いやだー、と叫んでいたものでした。
でも昭和ど真ん中育ちの夫が大好きで、彼と、自分の口と両方に合うレシピを研究したら、わが家の定番メニューになりました。

■レシピは、どんな作り方でもよいと思います。ただしおいしく仕上げるポイントは、
・玉ねぎを「半生以上」にしっかり炒めておく。甘みとコクが出る。
・ピーマンも「しんなりしない程度」にちゃんと炒める。ピーマンの炒めすぎはNG、というイタリアンのシェフもいますが、あまりにも生すぎると食べる方は結構つらい。
・ケチャップはできるだけ質の良いものを。
・最後にバターを落とす。味が1ランク高級になります。
あと、余力あれば最後に超半熟の目玉焼きをのせ、黄身をくずしてケチャップ味のパスタとからめながら食べるととっても美味です。

読んだしるしに、ワンクリックお願いしますm(_ _)m
↓↓↓


ブログへの訪問いつもありがとうございます。