■先日「自家製冷やし中華をお弁当にする方法」の記事を書きましたが、また冷たい麺弁当第2弾、今回は洋の「冷製トマトパスタ弁当」です。写真奥にちらっと見えているのは「りんごとレモンの電子レンジコンポート」。またまたコンポートはルクエで作ったよ┗(^o^)┛お弁当だけど、最後にカルバドス(お酒です。リンゴのリキュール)をちょっと入れるのが、大人の密やかな楽しみ(^-^;
■さて、そして冷たいパスタというのは、実はお弁当に便利。麺はアルデンテ……はさすがに作って数時間後に食べるのできびしいけど、電子レンジで再加熱不要なのですぐにおいしく食べられるし、ソースの見た目もくずれずきれいです。作るとき、そして持ち運びのポイントなどを少し。
■細かいレシピはすみません、料理教室でやる可能性があるので割愛いたします(*_ _)
大枠は、にんにくをつぶして冷たいフライパン&オイルから炒めて香りを出し(「市販のトマトソースから作る夏野菜とウィンナーのパスタ」でも書きましたね!)、トマトを切ってハーブとともにそのガーリックオイルに浸して冷蔵庫で冷やす。できればひと晩。時間をおく間にトマトから果汁がたっぷり出てうまみのソースになるので。なので、前夜に仕込みするのがベストですね。それをゆでて冷やしたパスタとよくからめるだけ。
■パスタをゆでるときのポイントですが、温かいパスタと逆で、冷たいパスタ料理は「袋の表示プラス1分」ゆでます(温かいパスタは袋の表示マイナス1~2分が美味^^)。そうして、ざるそばやうどんのように、さっと流水で洗い、さらに氷水で冷やしてしめます。洗うだけでもいいのですが、冷やすとなぜか、断然おいしくなる。パスタの歯ごたえもよくなるんだけど、パスタの味全体がより洗練される気がする。なので、「うー、めんどい」と毎回思いながらも(笑)、ついあの独特のおいしさとしまり感を捨てられず、いつもこうして氷水を準備しとります。そして、この「しめ作業」をすることで、パスタが1段固くなるため、先にプラス1分多めにゆでておくのです。固めにゆでて、さらにしめると逆にゴリゴリしてすっごく食べにくくなります。好奇心でむかし1回やったことありますが……(。>0<。)
■そして、キーンとしめたパスタの水気をしっかり切ります。これも重要。ざるに取ってパッパッ、でもいいんだけど、お湯でゆでたパスタとちがって冷水はなかなか水が切れないので、私はサラダスピナーで水、切ります。凝り性すぎ?(^-^; でもサラダとか、洗って切ったフルーツとか、食べる物の余分な水気がびちゃびちゃしているの、ホント苦手なんです……こうした水切りなんかに少しずつ徹底して気をつけることが、積み重なって家庭料理のぼやっとした仕上がりと、プロに近いすっきりした味との大きな差になっていくのではと思う。とは言っても以前、某有名つけ麺チェーンで、下の見習い風の人が水切って出してきた麺が水気残りまくりで、あ然としたことがありました。プロっしょ?!
■話がズレまくりましたが、私はOXO のサラダスピナー 小 を昔から愛用しています。ゴム製のキッチン・生活グッズが得意な会社なので、水切りしている間もずるずるすべったりすることなく、本当にいろんな人に勧めたりプレゼントしてきました。これ。野菜もからりときっちり水切りできるほか、パスタの水切りもできるなんて素晴らしすぎる!
■で、お弁当の話にもどって。水気を切ったパスタをソースとよくからめ、かっちりふたができる容器に入れて、保冷剤をつけて持って行きましょう(これもそういえばOXOを愛用。OXO ロックトップコンテナ 0.7L Sレクタングル でもスポンサードなどは一切されていませんよ~)。この後も野菜から結構水気が出ます。職場に冷蔵庫がある方は、着いたらすぐ冷蔵庫に移して、食べる直前まで冷やすとおいしさ完璧です。
■ところでダイエット的には、冷たいパスタはすっきり軽いので、なんだかカロリーも低い気がしてしまうのですが実はそうではありません。このトマトの冷製パスタなら、パスタ量一人分80gで約500kcalだから、1品で普通の和定食程度。それにむしろ、グレードの高いおいしさを求めるなら、洋風麺については油(オリーブオイル)多め、塩もきっちりきかせないと、あまりおいしさを感じません。冷たい味というのは、舌が味覚を感じにくいのか……だからと言って食べないのも夏はさみしいので、ダイエッターの皆さまは、「爽やかだけどイメージほどやせるもんではない」という自覚だけして、むやみに食べ過ぎたりしないようご注意くださいね!
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