フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]gmail.comへ

去年よりさらに手抜きしてまた喜ばれた、我が家のおせち2018年

あけましておめでとうございます!我が家では、毎年、実家の親や家族と集まって、私が年越しそばとおせち料理も準備します。

食のプロとしてはまったく自慢できないですが、おせちは年々簡素化しております(笑)今年は去年にまして手ぬきをしまくり、そうしたら家族にも喜ばれてびっくりです。

ちなみにこれは去年のおせちについて書いた記事→

おせちは気合を入れない方が、家族に喜ばれる(2017年の気づき)

改行や見出しもろもろ、当時のブログのこなれてなさに衝撃を受けましたが…逆に言うと一年で結構成長したわけです。アクセス数も5倍に増えたし、なにより去年は1月6日が初更新だけど、今年はちゃんと元日アップ!

2018年のわが家のおせち料理

そしてあらためて今年のおせち料理について。去年に引き続き、重箱に詰めない「銘々盛り付け」スタイルです。

重箱も持っているのですが、子供の頃から、おせちのお重がいろんな人の合い箸でぐちゃぐちゃになっていくのが苦手で…こうやって少量ずつ盛り付けて、おかわりしたい人は自由に後から足せばいいと思ってます。

おせち2018

●今年作ったもの ・だし巻き卵 わさびのせ ・焼き豚 ・菊花かぶ ・いくらしょうゆ漬け ・黒豆(市販品) ・紅白かまぼこ(市販品) ・伊達巻き(市販品)

以下、撮り忘れましたが… ・お雑煮(しょうゆ味の関東風、具は鶏肉と根菜、ゆず、三つ葉、焼きもち) ・父制作の松前漬おせち2018

 

去年は実家で集まったので、実家でずっと使っていた和のおしき(お盆)に盛り付けましたが、今年は私の家にみんな来たので普通の赤いマット…さらに簡素化。

いくらしょうゆ漬け

いくらしょうゆ漬け(市販品にゆずの皮と、ゆずのしぼり汁少々をかける)

菊花かぶ

菊花かぶ(切り目を入れてから塩で水分をぬき、酢と砂糖に漬けた甘酸っぱい浅漬け)

黒豆

黒豆(父が買ってきれくれた市販品)。黒豆も、昔は釘入れて何時間も煮込んで苦労して作ったり、いろいろやりました…自分で煮る黒豆は最高においしいですが、手間もすごいです。

年末に大事なことは、気合よりも「脱イライラ」

そば そして大みそかに作ったもの。 ・年越しそば(ざるそば) ・かき揚げ(えび、三つ葉、玉ねぎ、にんじん) ・おつまみ(砂肝とにんにくのオリーブオイル煮込み) ・飲み物(ワインなど) ・スナック

おせちは市販品も多かったけれど、大みそか分と合わせれば、2日分計7品を大人数用に、一気に準備したり作りおきしておくわけです。これって年末ギリギリまで働く大人としては結構な負担ですよね?

かき揚げ用のえび一つでも、20尾のからをむき、背わたを取って洗う下準備だけですぐ30分はかかります。

それでも、「食のプロ」や日本人としてもきちんとしなきゃ、できるだけ本腰入れて作らなきゃと頑張ってた時代もありました。もー、当時はイライラ。夫や家族にもそれをぶつけて、新年早々からいやなムードがただよい…やっぱり気合より脱イライラです。

もちろん品数たくさん、本格的な作り方で作れたら最高だけど、それで自分や家族がハッピーな気持ちになれなければ意味がない。今年も、手ぬきしたおせちを喜んで食べて、おかわりもしてくれる家族を見てあらためて思いました。

*去年の同時期の自分を振りかえると、成長が見える*

大人になると5年前も10年前も自分はあまり変わらず、ずーっと成長してないように見えるけれど、こうしておせちという毎年同時期にやっていることを振りかえると、ちょっとずつは進化していることが感じられて嬉しい。2018年、末尾が末広がりの8でいろいろいいことが起こりそう!今年もよろしくお願いします。