こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
年末からがんばって作った(買っておいた)おせち料理、楽しまれたでしょうか?
「3が日は食べ続けれられないけど余ってしまう」という方、こんなおせちのアレンジをためしてみては?
今回の記事では私が今年、初めてやってみた松花堂弁当アレンジを紹介します。
松花堂弁当の容器を持っていない方も、お手持ちの違うお皿などで、おためしください。
栗きんとんのアレンジレシピものせます。
松花堂弁当があるとガラッとイメージが変わる
我が家では3が日に友人家族3組が遊びに来てくれたので、年末のおせちの仕込みからそれを予定し、多めに作っておきました。
そして当日に新たに作った料理も加えて、「お正月版松花堂弁当」風でさらに楽しんでいただきました。
しかし!
おもてなし当日はバタバタしていて、来客前のこんなシーン↑↑しか撮れず……
なので翌日にあらためて、家にある食材とおせちで、アレンジした松花堂弁当を作ってみました。
元日に出した普通のおせちと、アレンジおせちを比べると、盛り付けが変わると、ガラッと雰囲気も変わるのをわかっていただけますでしょうか?
元日に出した通常のおせち
松花堂弁当風にしたアレンジおせち
では、順に解説します!(レシピあり)
肉類は裏白(うらじろ)を下に、きんとんはシャンテリーに、もちは揚げだしで
肉類は裏白(うらじろ)を下に敷く
チャーシューと、切り方を変えた松風焼きです。
直接のせず、裏白(うらじろ)を小さめに切って先に敷くのがポイント。
それだけでお正月っぽくなり、おいしそうにも見えます。
黒豆は移し替えるだけ
黒豆は下の器と迷ったのですが、汁気がより多い料理なのでこちらに入れました。
食べるときは手で器を持ち上げられるので、より食べやすいと思います。
栗きんとんはいちごクリームシャンテリーで
食べきれなかったかまぼこを切って添えます。
そして栗きんとんは、クリスマスケーキで使いきれなかった生クリーム(未開封パック)を砂糖を加えてホイップして、切ったいちごと添えました。
これ、かわいいだけじゃなくてめちゃくちゃおいしいです!
生クリームと栗、さつまいもって、最高に合うのです。
【レシピ:栗きんとんシャンテリー】
生クリーム50ccに対し、砂糖小さじ1をまぜてホイップし、タテにスライスしたいちごと一緒に栗きんとんに添える。
50ccに小さじ1の割合が、栗きんとんと合わせても上品な甘さです(1パック200ccなら小さじ4)
ホイップは8分立てに(電動泡立て器を最速でかけ、羽を持ち上げて少し線がかけるくらいまでになったらホイッパーに持ち替えて泡立て、持ち上げたら生クリームがこもって落ちないくらいまで)。
もちは野菜と一緒に「揚げだし」で
おもちも余りがちですが、天つゆを添え、家にある野菜と一緒に揚げて「揚げだし」で楽しんでみては。
ししとう、パプリカ(黄)、プチトマトを使いました。
おもちは片栗粉をまぶすだけ、残りの野菜は市販の天ぷら粉の衣で揚げています。
揚げだしもち、すっごいおいしいです。
もちは天ぷら粉の衣より、片栗粉だけをまぶしたほうがしつこくなくて私は好みです。
【レシピ:揚げだしもち&野菜天】
揚げ油を180度に熱する。もちは1個を半分に切り、片栗粉をまぶし、ややふくらむくらいまで揚げる。
野菜は彩りを考えた好みのものを食べやすく切る。
市販の天ぷら粉1/2カップと同量の水をまぜ、衣を付けて同じ180度に熱した油でからりと揚げる。
ピーマン、ししとうはすぐ火が通るので本当にさっとでOK。
プチトマトは、半分に切って天日に4時間ほど干し、自家製でセミドライにしたものを使っています。
松花堂弁当の箱を使った、3が日のアレンジおせち、紹介しました。
別の器などでも、ためしてみてください。
松花堂弁当の容器も、かなりいろいろ使えておもてなしがしやすいのでおすすめです!
<こちらもどうぞ(過去記事)>
おせち各種のレシピはこちらからどうぞ↓