フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[裏ワザ]知ってた?意外に簡単!グレープフルーツをひと房ずつ取り出す方法

グレープフルーツの画像
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

グレープフルーツって好きですか?

あの爽やかな味は、暑い時はもちろん、いつ食べてもおいしいですがどうやっておろしていますか?

半分に切ってスプーンで実をすくおうとするとつぶれてしまい、意外と食べづらいのではないでしょうか。

前回の「桃の皮を一発でつるっときれいにむく方法」に続き、今回はこのグレープフルーツをひと房ずつ取り出し、むだなく食べ切る方法をお伝えします。

前回の記事はこちら↓

 

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グレープフルーツの解体は難しくない

ケーキ屋さんでよく見る、タルトやゼリーにきれいに盛り付けられたグレープフルーツ。

ひと房ずつきれいに切り分けられ、「どうやったらああいう風になるの?」と不思議に思ったことはありませんか。

今回、徹底解説します。

やり方がわかれば誰でもできます!

そして、今までこのシリーズでは「小型のミニ包丁」がやりやすいと書いてきましたが、グレープフルーツは大きな包丁、できれば「菜切り(なきり)」があるとやりやすいです(記事の一番下で紹介します)。

[やり方]

  1. グレープフルーツの両端を落とす

    グレープフルーツの下処理の画像

    グレープフルーツをよーく洗います(輸入品がほとんどで、防カビ材が付いているのでよく洗いましょう)。
    横向きに置いて、頭と下側の両端を落とします。
    落とす際、ケチって薄く落とすとおろせないので、果肉が見えるまで大胆に落とすのがポイントです。

  2. りんごのように皮をむく

    グレープフルーツの下処理の画像

    上下を落としたら、横から包丁を入れ、りんごの皮をむくようにくるくる皮をむきましょう。
    実がくっついて「もったいない!」と思うかもしれませんが、あとで活用するので大丈夫。
    ざっくりむいて、「皮」と「実」に分けます。

  3. 残った実を房ごとに分ける

    グレープフルーツの下処理の画像

    ここまでできたら、残った実をたてに置き、薄皮の横に包丁を差し込んで切れ目を入れ、ひと房ごとにバラバラにしていきましょう。
    また「皮に実が残ってもったいない!」と思うかもしれませんが、これも活用するので心配なく。

    最初の1,2個目が難しいですが、実が少なくなるとどんどんやりやすくなってきます。

    グレープフルーツを下処理した画像

    ひと房ごとにすべて取り出したようす。
    左横にあるのは、実がまだ結構付いた薄皮です。

    グレープフルーツの下処理の画像

    これを最後、手でぎゅーっとしぼって生ジュースでどうぞ。
    最初にむいた外皮に残った実も一緒にしぼるとむだがありません(が、白いわたの部分が苦味が強いのであまりがんばってしぼりきらなくても)。

グレープフルーツのはちみつ漬けの画像

そして取り出した実はそのまま食べたり、ヨーグルトに混ぜたり、お菓子の具材にしたり……
私は、はちみつ浸けにしてから、ヨーグルトとよく食べます。


赤いルビーグレープフルーツと、普通のグレープフルーツを両方おろして、はちみつと少量のブランデーに浸けて冷やすと、それだけでおもてなし用のデザートにもなりますよ

(必ず「これ、どうやってひと房ずつはずしたの?」と驚かれます笑)

いかがでしたか?

今回は「[裏ワザ]知ってた?意外に簡単!グレープフルーツをひと房ずつ取り出す方法」についてご紹介しました。

グレープフルーツ好きの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最高においしい1日を!

 

※今回使った私の愛用包丁です。

キャベツの千切り、トマトの薄切りなどもめちゃくちゃうまく切れるので、野菜好きの方は1本持っていると本当に便利です!

 

 

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