こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
レストランでコースを食べると、最後に「お飲み物は?」と聞かれますよね。
フレンチやイタリアンの高級店だと、「コーヒー、紅茶、エスプレッソ、ハーブティーはいかがでしょう?」とハーブティーが入ってきます。
透明のポットに、色鮮やかなハーブが浮かび、美しく味もおいしいのですが、
これ、自分でも簡単に作れるのをご存知でしょうか?
しかも材料はスーパーの野菜売り場(冷蔵コーナー)にある、100円台のハーブでできます。
作り方も超がつくほど簡単。
今回は、このハーブティーのレシピを紹介します。
用意するもの:好きなハーブ2〜3種類
用意するものは、好みのハーブ2〜3種類です。
ハーブは成城石井やデパ地下じゃなくても、普通のスーパーの、野菜売り場の冷蔵コーナー(なめこやカイワレが売っている場所)にだいたい売っています。
10〜20枝ほど入って、1パック150円ほどでしょうか。
使うのは、ペパーミント、スペアミント、ローズマリー、セージ、バジルなど……なんでも。
1種類でもいいのですが、ハーブやスパイスは「組み合わせると独特のクセが取れ、風味が引き立つ」という特性があり、何種類か合わせて使うのがおすすめです。
私は料理にローズマリーを使うことが多く、でも毎回使いきれないので、傷む前にミントを買い足し、ハーブティーにします。
よりおいしく作るコツ(下準備):まず生花のように水に浸ける
そしておいしく作るちょっとしたコツですが、ハーブティーを作る前に、ハーブを花屋さんで買ってきた切り花のように「水揚げ」しましょう。
茎をほんの数ミリキッチンバサミで落とし、水(夏場なら冷水)に5分ほど浸けます。
「どうせお湯で抽出するなら関係なくない?」と思いますが、水揚げすると葉がピンと生き返り、ハーブティーもより香りや味が濃く出ます。
家の冷蔵庫で数日おいたものだけでなく、スーパーで買ってきてすぐのハーブでも、水揚げしてあげるとより生き生きします。
ハーブティーだけではなく、料理に使うときもぜひ水揚げをやってあげてください。
元気に復活するのを見ると、やっぱりハーブも生き物なんだなーと思います。
ハーブをポットに入れ、熱湯を注いで5分で完成
そしてピンピンさせたハーブを適量、ティーポットに入れ、熱湯を注ぎます。
この日はローズマリー4枝、ペパーミントを軽くひとつかみくらい(湯は2カップ)を1回で使いました。
さらにレモンスライスも。
レモンはマストでないですが、入れるとすごくさわやかになります。
好みではちみつを入れても。
このままふたをして5分ほど蒸らしましょう。
カップに注いでどうぞ。
色は薄ーくしか付いていないですが、ハーブの香りはしっかり出ています。
ひと口飲むと癒されますねー。
カフェインが入っていないので寝る前でも大丈夫。
妊婦さんや小さなお子さんにもおすすめです。
うちの6歳の娘も喜んで飲みます。
以上、 今回は「[レシピ]野菜売り場の100円ハーブで高級レストランの味、簡単ハーブティーの作り方」を紹介しました。
いかがでしたか?
ハーブが使いきれず困っていた方、コーヒーや紅茶以外の飲み物が知りたい方は、参考にしてくださいね。
今日も最高においしい1日を!
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