フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

やっぱり最高においしい、家で作るいちごジャム

■外の気温が暖かくなると、どんどん安くなるのがいちご。春が旬だからですねー。しかもそういういちごの中に、スーパーではときどき「ジャムやデザート用に」として、小粒のいちごが多めに入って安いパッケージなどが出ています。

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■そういうときに作るのがこれ。いまの時期しか作れない贅沢ですねー(^0^) 家で作るジャム、しかもいちごは皮むきがなく、意外と、すごく簡単なのです。そしてめっちゃくちゃおいしいの。
ジャム、市販のものはどんなに「甘さ控えめ」でもわたしには甘みが強すぎる。くどくて舌に残る糖分というか。でも自家製はちょうどいい甘さ。しかもフレッシュな酸味と自然の甘みが最っ高~\(^0^)/
必要なのは、
・いちご 1パック(約300g)
・砂糖 ヘタを取ったいちごの重さの1/3量(300gなら100g)。
・レモン汁 ヘタを取ったいちごの重さの3%(300gなら10cc=小さじ2)

だけ。
ヘタを取って水気をよくふき、「計る」作業だけがちょっと面倒かもだけど、これをすることで素晴らしくちょうどよい甘さのジャムが作れるのですよ。

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■いちごを洗って、たっぷりの水に入れて15分ほど放置(汚れがしっかり浮き上がります)。ざるにあげて水気をよくペーパーで拭き、ヘタを落とします。そして計量。
水分のよく取れたいちごと、重量通りの砂糖を鍋(ホウロウなどさびにくいもの)に入れてまぜ、30分ほどそのまま置く。ひと晩おいてもいい。こんなにいちごから水分が出ます。

■ふたをして一度軽く沸かし、火を少し弱めて「軽いふつふつ」状態をキープする火加減で、そのまま10分ほど煮る。

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■その間に、保存用のびんを煮沸します。鍋にペーパータオルを1枚敷き、空きびんを入れて5分ほど沸かす。ふたも一緒に。時間が来たら、トングなどを使い、やけどに注意してびんを取り出し、ざるにペーパータオルを敷いた上で乾かす。
びんが熱々なので、わりとすぐ水分が蒸発して乾きます。それでも水滴が残っていたら、清潔なペーパーでさっとぬぐい、あまり中は触らないように注意。

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■ジャムの煮込み時間が来たら、最後に重量通りのレモン汁を入れてさっと沸かし、出来上がり。要は「いちごと砂糖を入れる→10分煮る→レモン汁で仕上げ」だけ!なのです。
できあがりを熱いうちにびんに詰めて。常温まで冷ましたら冷蔵保存。3週間くらいはもちますが、やっぱり最初の1週間くらいが一番フレッシュでおいしい。バタートーストにのせて、プレーンヨーグルトと一緒に、ホットケーキなどにかけても。
いちご3パック分くらい一気に作って、プレゼントしてもいいですね。でもジャムを人にあげるのって、よっぽど親しい仲じゃないと、もらう方はハードル高いのかな??
若干考えてしまいますが(^-^;
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