フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【レシピ】 ついに完成!昭和生まれには懐かしすぎる「アップルリング」を家で焼いてみた

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今日は、昭和生まれには懐かしい人が多い?「アップルリング」の作り方を紹介します。

何度か材料を変えて作り「これは完コピできたのでは」というレシピがついに完成!

子どもの頃大好きだった第一パンのアップルリング

私は自分が小学生の頃、今は亡き実家の母がスーパーでときどき買ってくるリンゴのパン、「アップルリング」が大好きで。

昭和生まれの方、ご存知でしょうか?

www.daiichipan.co.jp

今も販売中みたいですが、うちの近所ではこのでっかいバージョンは売っていないのですよね。ということでまだリンゴ(紅玉)がおいしい時期だし、自分で焼いてみました!

ちょっといろんな工程はあるけど、作業は難しくはないです。しかも最高に美味!

大きいリンゴとほんのり甘い生地が格別

それではレシピ、紹介します!

パン焼き機はないですが、こねる部分だけフードプロセッサーまかせのレシピです。

一つ一つの工程はシンプルですが、時間がかかる(キッチンが粉だらけにもなる)ので、余裕がある休みの日なんかにおすすめです。

「家で焼くアップルリング」の作り方

■材料(作りやすい分量)

[フィリング]
・りんご(できれば紅玉):1個
・レモン汁:1個分
・砂糖:50g
・レーズン(または市販のラムレーズン):1/2カップ分
[シナモンシュガー]
・砂糖:大さじ4
・シナモンパウダー:大さじ1
[パン生地]
・強力粉:200g
・薄力粉:100g
・ドライイースト・塩:各4g
・砂糖:大さじ2
[A]
・卵:2個
・水:大さじ2
・牛乳:1/2カップ分
[焼き上がりにかけるシロップ]
・ラム酒:大さじ1(水でもよい)
・砂糖:大さじ3
[アイシング]
・粉糖:70g
・レモン汁:1/2個分

(1)フードプロセッサーにドウブレードをはめ、パン生地のA以外の材料を入れて数秒かける。お菓子とちがって粉はふるわなくてOK。

(2)パン生地のAを小さなボウルなどでまぜ、1に入れてかくはんする。全部で5分くらい。モーターがからまって止まるので、時々リセットしながらかくはんを続ける。

少しべたっとするが機械からははずせたらOK

(3)パンマットや大きめのまな板に薄力粉(分量外)をふって生地を取り出し、タイマーを10分にセット(時間がかかる単純作業なのでテレビをつけておいても)。上からたたきつける→こねるを10分繰り返し、表面がつるっとしたらOK。

最初はやわらかかった生地がつるっとなめらかにまとまります

(4)小さくちぎったラップにオリーブオイルかサラダ油(分量外)を少量取り、大きめのガラスボウルに薄くぬりつけて生地を入れる。そのままレンジオーブンの発酵機能で30度・1時間かける(なければ暖かい部屋でラップをして放置)。

オーブンの発酵機能を使う

油をぬったガラスボウルに入れラップし、1次発酵させる

(5)この間に以下の作業をいろいろ進める。
フィリングを作る。りんご1個を皮をむかずに芯と種だけ取って1cm角切りにし、切ったはしから鍋に入れ、砂糖とレモン汁をまぜて中火にかけ、りんごが半透明になるまで煮る。焦がさないよう時々まぜる。
シナモンシュガーの材料を小ボウルなどでまぜておく。
シフォンケーキの型の底と側面にオーブンシートを敷く。中央の筒部分には4で発酵のボウルに使った油付きラップを再度活用し、表面に油をぬりつける。

パン生地を発酵している間、フィリングを準備すると効率がよい

(6)発酵の時間が終わったら、薄力粉少々をふった台に取り出してやさしくつぶす。のし棒で厚さ1cm程度に伸ばし(なるべく長方形に近づける)、シナモンシュガーを全体に広げる。

(7)りんごを広げてのせ、レーズンもパラパラ広げるように置く。下からのり巻きの容量でくるくる巻き、ロールケーキを切り分けるように6等分にカットする。

 

フィリングをのせる(上を少し開けて置くと巻きやすい)

くるくる巻いて、6つに切り分ける

(8)シフォンケーキの型に入れ、ラップをしてして2次発酵する。また30度で40分発酵させるか、そのまま冷蔵庫の最上段に入れ、低温でオーバーナイト発酵でもよい。

シフォンケーキの型に入れ、2次発酵。最初はスカスカ

ひと晩冷蔵庫に入れたらもりもりに

(9)オーブンを180度に予熱。この間に焼き上がり用シロップをまぜておく。予熱完了したオーブンで30分焼く。5分前に一度出してシロップを表面にぬり、再度焼く。

焼き上がり5分前に出してシロップをぬって最後焼く。

焼けました!

(10)焼けたら型から取り出し、網などに乗せてしばらく冷ます。この間、アイシングを作っておく。常温程度まで冷めたらアインシングをかけ、固まったら完成。

冷めたらアイシングをかける

完成!

ちぎって食べます!

いやーできました!工程をあらためて書くと大変に見えるけど、発酵の時間もはさむので、そうでもないです。

そしてこの完成度……子どもの頃大好きだったあのアップルリングそのもの。いや、本家を超えたんじゃない?笑

りんごとレーズンがごろごろでウマい!大満足です。

食べきれなかったら1人分ずつちぎってラップし、冷凍します。食べるときにラップを外し、凍ったままレンジオーブンの「惣菜パン」焼き機能で焼けば再生!

週末にゆっくり、作ってみてください。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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